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発売日:2005-01
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カスタマーレビュー ![]()
あくまで新書レベル・・・
(2008-07-27)
あらすじを載せたり、各映画ごとに分析を加えるのは、多くの読者に対して読みやすい構造になっているとは思います。しかし、その読みやすさがかえって、本書をまとまりのないものにしている気がします。
宮崎駿を理解する上で大切なのは、各映画の分析ではなく、もう少し現象学的なアプローチではないかと私は思います。それぞれの作品に共通するもの、多くの児童文学作品にも脈々と受け継がれているもの・・・
例えば、「空を飛ぶ場面の多さ」「女性性の強調」「名前の持つ意味」「魔法の有限性」「原作とのつながり方」「児童文学の影響」などで章立てした方が、メッセージを読み取りやすいと思うのです。
宮崎アニメには、それぞれの映画にメッセージが含まれていることは確かです。しかし全体を概観して共通項を探し出すことこそ、細部を理解することに必要ではないでしょうか。それぞれの映画の細部に捉われすぎて、話に一貫性がありませんでした。残念です。
あくまで新書レベルです。「目から鱗」的なものを期待しているのならば、あまりおススメはしません。
なぜ?
(2005-08-29)
大人も子どもも同じアニメを何度も見ているのに不思議と飽きない。この謎に対する答えがこの本によって分かった気がします。
読みやすく、面白く、しかも、深い
(2005-04-10)
アニメを見て話のスジがよく分からなかった人にも、分かるようていねいに書いてあります。宮崎アニメって、よく見て、よく知っているのに、でも、どこか分からないっていうところがあるでしょ。それが「秘められたメッセージ」ということで、秘密のメッセージというものがあるということではないようです。この本をヒントにして、「ハウルの動く城」について、この本に書いてないことを発見して、一人で喜んでいます。また、見に行こうと思っています。
他の宮崎アニメと次回作についても読んでみたいです。
名前から分析すると...
(2005-02-06)
本書は「宮崎アニメ」のキャラクターの名前を言語学的に分析し、
その人物の役割を解析しています。
例えば、ナウシカ・Nausiccaとクシャナ・Cusianaaが全て同じ文字の組み合わせ
により成り立っているという筆者の発見に驚愕しました。
つまりナウシカの中にクシャナと同じような凶暴な心が内に宿っているということを
意味していることになります。
また『ハウル』のマルクルの名前がなぜマイケルではないのかについても
言及されています。
「宮崎アニメ」を観る新しい「メガネ」を提供してくれました。
しかし残念に思うこともありました。
名前の綴りにミスがありました。
『紅の豚』のポルコを「マルコ」と、また『ハウル』の「レティ」をレイティ
と綴っています。
それから綴りミスではないのですが、『ハウル』のソフィーの母親を
「悪」として描きすぎのように思われます。
筆者はロマンアルバムなどで作品の再確認をする必要があると思います。




