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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細

徳川 恒孝

PHP研究所

グループ:Book

ランキング:11377

価格:¥ 1,575

ポイント:15 pt

発売日:2007-02

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カスタマーレビュー

現代の教養書  (2007-07-25)
一言で言えば、家康を初代としての十八代目当主の著した教養書である。
そもそも、私は、教養というものは、「家」や「財力」のないところには附いて来ないものと思っている。将に「貧すれば窮す。窮すれば鈍す。」てあって、(プライドを保つべき)家格も(まともな高等教育を受けるべき)金もない奴は、所詮、成功しても、ただの「成り上がり」にしかなれない。
この著者は、そんなことは、一言も言っていないが、「徳川家」と言う環境と資産の裏づけによって得たことが容易に推察される「教養」が十二分に伝わって来る。これは、失礼ながら、郵船に入って副社長にまで登ったこと、多くの公職に附かれていることにも現れていると思う。

守るべき「家」も、とうに没落し、残された「資産」もない我々は、どれだけ本を読み、見聞を広げても、付き合う仲間の層も同類項で、趣味や遊びに向けられる資産がないわけで、追いつけないものがあるのである。使い道によっては、湯水のように使うことは無駄ではないのだと思う。

さて、この本であるが、江戸時代を基軸とした世界観・日本観などについてもなかなか読み応えはあるが、このあたりはお殿様の教養の集大成より、引かれた専門書などを読んだ方がよいかもしれない。
この本の素晴らしさは、6章・7章であると思う。
特に第6章の宗教観に係る「日本の宗教と心」
これも、いろいろな方が書かれているテーマではあるが、一神教型と日本の「神仏混交」型との比較。このたかだか20ページ程度の章は、卑近な事例を引きつつ、比較文化人類学を平易に語っている。これぞ、教養の極致と言えるのではないだろうか。
PHPとかでなく、確り、まともな出版社から出すべき本であったのではないだろうか。

もっと見聞をお聞きしたい著者である。

とにかく読みごたえあり!  (2007-07-05)
文章も平易でユーモアに満ちているのですが、中身はどうして、示唆に富んでいます。
時代劇くらいの知識しかない…という方にも是非読んでいただきたい。

「封建社会」ではない「江戸」の発見で大感激です!  (2007-03-03)
江戸初期に完成した「姫路城」を海外からの観光客に案内するとき、いつも不思議に感じていることがありました。江戸時代は「封建時代」だったのだろうか?パクストクガワーナと呼ばれる世界史の中でも特異な260年の長期泰平を築くことができたその理由はなんだったのか?という疑問です。

士農工商の身分社会で特権階級だった武士が農民を搾取したはずなのに、町民文化が栄え、領主は文武両道。防衛戦略に長けた縄張りの城ではあるが、決して無骨ではなくむしろ優美である姫路城が生きた時代はいったいどんな時代だったのだろうか?しかも支配者階級の武士はむしろ貧乏だったという・・・

理解力と会話力不足で外国人に説明もできず、ましてや理解はしてもらえません。

「経済力は低いけれど教育水準が高い知識階級で、武士のモラルという特殊な道徳観念に従う武士階級が社会の上部構造を作り、その下には洗練された経済社会・市民社会がある、という江戸時代の社会構造は本当にユニークなものです。この構造が江戸社会を単なる拝金主義的な、経済一本の社会とは一味も二味も違った独特な社会にしました。」の部分にもっとも感銘しました。

慮外ながら申し上げます。ビジネスで50カ国を訪問された著者の経験とそれぞれの地域の歴史を踏まえた比較考証は卓見そのもの。徳川宗家第18代当主の重みを感じました。

土地を所有しなかった武士、江戸時代は「鎖国」という後世の言葉で感じるような閉塞感はなかった、当時から国家としての政治機構を漠然と意味する「公儀」という概念があったことなどは新鮮な発見です。

本書のタイトル「江戸の遺伝子」のとおり、江戸の精神と社会を遺し伝えることこそ現代の国際社会の平穏と平和の維持、さらには地球環境に最も肝心なことだとつくづく感じさせられた名著でした。



江戸という時代を見直す良書  (2007-02-23)
徳川家18代目にして世界50ヶ国を回った著者が記した「江戸時代とはどういう
時代だったのか?」を記した本。

徳川時代は約300年続きました。学校で習う江戸時代は、飢饉があったり、
士農工商に代表される身分差別があったりとあまり良い印象は無かったのですが、
この本ではそういった常識を当時の海外と比較しながら「本当にそうだったのか?」
ということを問いかけます。

例えば参勤交代については、北から南までの武士と若者たちの交流の場を強制的
に作ったことが日本人としての目覚めを促したとしています。
また江戸時代は、資源を無駄にせず永続可能でありながら高度な社会を築き上げた
稀有な時代でもあったとが良くわかります。

地球の資源を食いつぶす西洋文明は、このままだと共倒れなのは明白です。
だからといって、貧しい生活には戻りたくない。じゃ、どうしたらいい?
解決のヒントは間違いなく江戸時代にある。そう信じたくなる本です。

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