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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細

リチャード クー

PHP研究所

グループ:Book

ランキング:240203

価格:¥ 1,680

発売日:2000-12-21

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レビュー(Amazon.co.jp)

「良い」「悪い」という本書のタイトルは、非常にパラドキシカルに思える。しかし、大蔵省主催の「21世紀初頭の財政政策のあり方に関する研究会」でも、すでに「良い財政赤字と悪い財政赤字」という議論がなされた。そこでの論旨は、成長期を迎えつつある国では、投資の伸長が見込まれることから、勢い財政は赤字になる。一方、すでにピークを過ぎ衰退期を迎えた国家では、貯蓄が減っていくことから、経常収支も赤字になっていく。その意味において、日本の経常収支の赤字は不可避だが、これを投資の伸長に振り向け、成長へのポテンシャルを向上させよう―― というものだ。
これに対して著者は、資産価値の暴落のなかで借金だけが残る、という現在のバランスシート不況下においては、「禁じ手」こそが功を奏するという観点に立って鋭いメス裁きを発揮。日本の現状を見ない内外エコノミストの「俗説」に対して、「財政赤字のプラス効果」を説いている。本書は、バランスシート不況の分析を通じて、財政赤字の中身を問い返し、さらに金融政策の再吟味と具体的な処方箋を提示。次いでアジア経済、アメリカ経済の動向分析と日本の関係を説きながら、今後日本企業が戦略や組織において、いかに強固な体質づくりを図っていくべきかという、具体的な施策にまで言及している。
IT革命と国際化のなかで、日本経済再生の原動力を担うのは、いわゆるオールドエコノミーと称される企業群の変革である。だからこそ経営陣は、著者が力説する「財政赤字をプラスに転じるための視座」を確立し、明日に向かう大胆な舵取りを進めていく必要があるのではないだろうか。(太田利之)

カスタマーレビュー

良い財政赤字に納得  (2008-02-11)
著者は、財政赤字が世代間の所得移転でなく、同世代間の政府・民間との間の所得移転であり、バブル崩壊後のバランスシート不況下において必要であったことをわかりやすく説明している。

マクロとしては納得できる部分もあるが、政府が借金を返済する世代において、うまく経済が回るのかが釈然としなかった。

アジアの経済危機、台湾の問題についても詳細に記載されている。本題に沿っていないと感じる部分もあるが、読んでいて面白かった。

ポール・クルーグマン教授へのアンチテーゼ  (2001-01-26)
しゃれたタイトルを付けたものです!?ポール・クルーグマン教授の「良い経済学 悪い経済学」を皮肉って・・・ 何が良くて、何が悪いのかクーさんの今までの著作を見れば一目瞭然です。

この一節に元気付けられました。「・・・前章の試算では日本経済は2003年頃にはバランスシート不況から脱却できると出た。しかし、自分でそのような試算をしておきながら言うのもおかしいが、私自身は実際は2003年までかからず、もっと早い時期に脱却できるのではないかと感じている。それは日本経済が、1999年頃からバランスシート不況のまったく新しい局面に入ってと考えられるからだ・・・」

自律回復への道筋がよくわかる  (2001-01-13)
さすが、リチャード・クー。卓越した分析力で、日本経済のこれまでと、今後のあるべき方向性をはっきり説き明かしてくれる。最近、巷にあふれる安直な順序を間違えた財政再建論の誤りを精緻に論破してくれている。 何が「俗説」か、どちらが「俗説」か、を理解することを含めて、多くの読者にすすめたい一冊です。

危機的な状況にある日本経済への処方箋  (2001-01-12)
 正に渾身の一筆である。著者の日本経済に対する危機感と問題点が明確に述べられている。 わが国の今回の不況の原因は個人及び企業のバランスシートの毀損によるものであるとする主張は極めて明快であり、その論拠も具体的かつ実証的である。これが不況の原因であるからこそ従来の政策では十分な成果を得られないどころか誤った処方は

わが国経済のメルトダウンすら招きかねないという指摘は 正鵠を得ているし、問題解決の為の提言も的確である。 また別章において東アジア(特に台湾、中国問題)に おける安全保障の問題点とわが国の取るべき外交政策が 具体的に述べられているが他の経済書と一線を画す 著者ならではの重要な視点であり必読の書である。

間違いだらけ  (2000-12-29)
著者がマクロ経済学を理解していないばかりか、基本的な事実関係に間違いが多く、大学生の答案なら「不可」である。たとえば、1997年末の景気後退が橋本内閣の財政再建策によるものだという「俗説」が誤りであることは、多くの実証研究によって明らかにされているが、著者はそれすら知らないで、新聞の切り抜きをもとにして俗説を繰り返しているだけだ。こんな人物が「人気アナリスト」になる日本の貧しい知的状況を知るには、格好の本だろう。

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