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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細

加藤 諦三

PHP研究所

グループ:Book

ランキング:5834

価格:¥ 510

ポイント:5 pt

発売日:1993-11

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カスタマーレビュー

安易な因果論  (2007-12-13)
 過去の記憶・感情を証明することはできません。幼児期にも戻れません。
「内なる子供」は単なるメタファーです。安易に自分と他人を責めたり、
哀れんだりするのはやめましょう。そして、自分の人生の責務を果たしま
しょう。
 
 現在の「不幸」の「原因」は様々です。どの原因を決定的と見なすかは、
個人の知識・経験の種類・量・質によって異なります。要するに、「語ら
れる立場」によって異なる、ということです。

 臨床(病人を直接調べたり治療したりすること)経験がない(というか
心理学・精神医学の専門教育を受けていない)のに、偉そうな「単純すぎ
る」断定的推測を述べる大学教授を妄信するのはやめましょう。この教授
はもうすぐ定年退職しますから、良い機会です。
 
 この教授の著作は基本的に「心理学」ではありません。「心理学『っぽ
い』」人生論・幸福論です。それでも信じたければ、読みましょう。
 
 人生が苦しいのは「あたりまえ」です。「原因」を探してもエンドレス
になりがちです。何故なら、心の問題を考えるときは、生物学的・心理的
・社会的な問題を考慮しなければならないからです。なるべく結果(現在)
に立ち向かいましょう。
 
 心の問題はあいまいで複雑なので、この教授のような「もっともらしい」
断言に惑わされがちです。できるだけ「まともな」心理学・精神医学の教科
書や入門書を読んだ方がいいと思います。

よみやすい書き方  (2007-07-13)
駅の売店で買いました。親子の問題でとても悩んでいたのですが、人に相談すればするほど、いろいろな本を読めば読むほど、糸が絡まるようで困っていました。ここでの評価を見てからでなく、駅じゃなかったら買わなかったような、そんな軽い動機で購入したので、気負わずに読めました。もしかしたら内容は目新しくないのかもしれないけれど、表現の仕方が感情的でなく医者のように分析的すぎず、素直に読めます。いつも心にとめておくべきことを平易に書いてくれているので、負担にならず助かります。

私の本です  (2007-02-13)
1行目から自分の今までを打ち砕かれた。どうして生きているのが辛いのか、常に不機嫌なのか…この本を見なかったら知らないまま死んでいた。幼児性を潜めたまま苦しみ、知らずに死ぬ人間のなんと多い事か…。
1行1行がすべて自分の事で、読みながら涙が止まらなかった。
本書で諦三氏は、私達に手を差し延べない。私達が手を差し延べた相手に束縛しかしない事を知っている。
自分の足で立つ。自分の心に気付く。まず全てはそれからだ。
世には、矢鱈と行き方指南をする著書があるが、そう言ったものとは別種の本である。

良い子をやめることの正しさ  (2006-05-18)
最近の若者は良い子すぎる。良い子ちゃんだね。そういった批判の意味が分からなかった。「そりゃ、悪ぶった方がカッコいいのかもしれないけれど、いきがってんじゃねーよ」と思っていました。

良い子ではなぜいけないか、この本を読んで分かった気がします。良い子であることは罪ではない。でも良い子である限り自立した大人になることはできないのかもしれない。大人は、親に嫌われることを恐れてはならないのだ、と。

親は神ではない。善人ですらない。己の不満を満たすために子供を利用する。

分裂病の子供を治療し、その子が回復してくると両親が不仲になるケースがしばしばあった、という下りはちょっとした衝撃でした。両親の不満を満たすために子供が利用され、その結果として分裂病を発した。回復のために子供がその役割を放棄したとき、夫婦は衝突しなければならなかった。「病理家族」という言葉を僕はたぶん死ぬまで忘れないだろうと思う。

上に挙げたのは確かに極端な例だけれども、親子の問題で、親にちょっとした恨みがあるのに、「そんなこと思う自分が悪いのかなあ」と子供が気に病んでいるケースはそれほど珍しいものとは思わない。たとえば、甘やかされたことで子供が批判され、甘やかした親は批判する側に回っていることについて。

神経症に関係なく、なんとなく頼りない現代の僕らがぜひ一読すべき本ではないでしょうか。

無題  (2005-07-18)
確かにこの本は間違ったことは言ってない。
親に恵まれない子供は、人間的に弱く自己中心的な甘えを持ってしまい、自己批判をするようになり、
自分を傷つけるだけの人間に魅力を感じてしまう、ということは本当なのだろう。
ただ、著者はそうした自分が体験した不幸から距離を置けていないように見える。
何度も繰り返される、父親がいかに著者の人格形成に悪影響を及ぼしたかという体験談。
そういった個人的なものは、たとえ題材と関係があるものだったとしても、あまり書くべきではない。
心理学的な事にも、それほど深いところまで言及していない。

・・と思っていたのだが、この高評価を見て驚いた。
と同時に、気付いたことがある。
これは励ましの本なのだ。かつての著者と同様の苦しみの中にいる人を救うために書かれたものだったのだ。
なるほど、それならば文章と著者の距離が密接であればあるほど良い。

というわけで、悩める方々にはお勧めの本、なのかも知れない。

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