東洋経済新報社
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発売日:2005-12
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石油の歴史―ロックフェラーから湾岸戦争後の世界まで (文庫クセジュ)
カスタマーレビュー ![]()
現状理解には役立つが
(2006-12-29)
石油をめぐる国際情勢についての現状理解には、非常に役立つと思われる。前に投稿されている方もおっしゃっている通り、情報量は多い。
しかし、あまりにも情報量が多い(ひょっとすると、著者は人がいいので、あれもこれもと手当たり次第書いてしまったということかも知れないが)ために、「だから、何を言いたいのか?」というのが、やや判然としなくなってしまう。
その点を考慮して、失礼ながら星3つとさせていただきたい。
情報量は多い
(2006-04-22)
イランの核開発問題やナイジェリアの問題など原油をめぐる地政学的な問題が原油価格を大きく引き上げている。本書その背景にある問題の本質を解説している本だ。
エネルギー安全保障のため大きなコストを支払いながら産油国との有利な関係を求める先進国と原油という資源を持ちながら(むしろ、持っているがゆえに)経済的に停滞する産油国。両者は複雑に絡み合いながら原油の歴史を紡ぎだしてきた。筆者は膨大な資料を駆使しつつこの複雑な状況の本質を描き出している。この本を読むことで原油をめぐる国際情勢に対する理解はかなり深まるだろう。
ただし、非常に情報量が多いため、基本的な知識が少ないと読みにくいのも事実。原油問題に関する基本的な知識を得た上でプラスアルファとして読むのがいいと思う。入門書としては薦められない。




