大修館書店
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カスタマーレビュー ![]()
面白い!
(2008-07-14)
タイトルにある通り、「通読」できます。とにかく読みやすくて面白いのです。これは、初学者には大きいと思いますよ。で、これを読み終わったら普通の文法書に移る、と。それが順当かと思います。
ラテン語のとっかかりに是非どうぞ。
本当に通読できてしまった
(2006-04-22)
今年の日本神経学会総会はテーマが「Quo vadis, Neurologia?」である。2ちゃんねるの書き込みを見ていると、これをフランス語だと思いこんだ上、会長のことを「何でこんなに衒学なのか」と揶揄している連中がいて、びっくりした。何をか言わんや、である。単に自分が無学なだけじゃないか。
とはいうものの、私だって正式にラテン語を勉強したことはない。私がかつて取り組んだ言語は、英語のほかにドイツ語、フランス語、イタリア語、ギリシア語、スペイン語であったから、ラテン語は第7外国語、ということになる(これだけでは自慢話になってしまうから書き添えると、多少とも実用になるのは英語だけである)。この先ラテン語を本気で第7外国語として勉強する予定はない。しかし、ラテン語の知識は博物学的な意味で、ヨーロッパの知識人とのコミュニケーションに、なくてはならないものと考える。本書はその手引き書として、この上ない価値をもつ。ちりばめられたラテン語の有名な成句を再認しつつ、例の複雑な文法を何とかやりすごしながら、最後まで読めたのが嘘みたいである。すばらしい。もう一度読むつもりである。
ラテン語ってどんなものか
(2005-10-21)
私は、ラテン語をはじめて学ぶときにこの本を買いましたが、諸事に忙しく、
結局初級文法を終えてから読むこととなりました。。。
50課(各5ページ前後)から成り、冒頭にラテン語の文句が引用され、
その文を題材にしつつ文法、文化、背景および雑学的ネタを紹介する、
という構成です。
まず、新しい本だから印刷も読みやすい。これはラテン語関連書籍としては稀有な特徴です。
ラテン語の参考書は、たとえば60年代に作られてそのまま版を重ねているだけだったりするので、
古めかしい本が多く、印刷面を見ただけでラテン語を始める気をなくすような物も多い。
でもこれは、親しみやすい読みやすい紙面で、各課の番号がかくされた凝ったイラストつき。
ラテン語への敷居を心なしか低くしてくれます。
内容は、文法もけっこうしっかり述べてあり、かつ雑談的な内容も多く、
普通の小説を読むようにまさに「通読」することができます。
50課に分かれているので少しずつ読めるのも便利です。
文法用語も普通に使われているし、きっちりマスターしながら読み進むぞ!と思って読むと
いやになるかもしれません。「こういうものなんだな」という気楽な姿勢で読み進めれば、
文法がなんとなくわかると同時に、ラテン語を本格的に学んでみたくなることうけあいです。
ラテン語がいかに今にも生きているかが実感できるし、ラテン語名文の表現のうまさにも
圧倒されるからです。
著者は、変化を暗記せよ、そのうち身につくってもんでもないし、と力説しますが、
変化表を見ながら読めば読めるのも事実。少しずつ、少しずつ、何年かかってもいいやぐらいの
気持ちで暗記をしていけばいいと思います。
単に読み物として…
(2005-05-11)
まずはじめに、私はラテン語を真面目に勉強する為にこの本を購入したわけではありません。博物学の分類に使われる言語にちょっと興味があって、何か本はないかな…と思い、全く適当に選んだのです。
なので、本書に書かれている勉強法や、本書を本当に活用するための予備的な学習は一切していません。つまり、単に読み物としてしか読んでいないのです。
それでも、非常に楽しめた一冊です。或いは、覚えなくても良い、という気楽な姿勢で接する知識というものは、往々にして楽しめるものなのかもしれません。
この本の最大の特徴は、文章自体が非常に高いセンスで書かれており、他の参考書や教科書等と違い、「楽しむ」ことの邪魔をしないでくれるということなのではないでしょうか。それどころか、文章そのものにも惹きつけるような魅力があるように感じられます。
そして有難いことに、小説等の物語と違い、再読性に優れているのです。何せ参考書ですから。
背中を押してほしい人へ
(2005-03-29)
通読すれば,ラテン語の基礎の基礎の大枠くらいは理解できるかと甘い期待をもって読み始めた。
3分の1くらい読んだところで,ほんとうに多少なりともラテン語の文章が読めるようになりたければ,覚悟を決めて,動詞や名詞数百語の活用を正確に丸暗記しなければ,けっして読めるようにはならないことを,知らしめられた。
本書には,何百もの単語の活用を正確に丸暗記する必要性が,繰り返し説かれている。丸暗記の勘どころ,注意点や,フランス語などをかじった人が,この労をなまけてどんな単語が並んでいるかから類推して読んだりすると,ひどい目に遭うなどといったありがたいアドバイスもなされている。
ラテン語を読みたいにもかかわらず,なにか少しでも楽な逃げ道がないかとウロウロしている人に,度胸を決めて,まず基本単語の活用を丸暗記せよと,叱咤激励するような本に思えた。後ろからバンと背中を押してほしい人には,とてもいい本である。
これを3分の1読んだところで,わたしは覚悟を決めて『ラテン語四週間』をオーダーした。丸暗記に励もう。




