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助産師が考えた抱っこひも「だ・くーの」助産師が考えた抱っこひも「だ・くーの」
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アイテム詳細

苫米地 英人

春秋社

グループ:Book

ランキング:12040

価格:¥ 1,575

ポイント:15 pt

発売日:2000-02

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カスタマーレビュー

現代の宗教問題を考えるとき、必読の文献!  (2007-09-22)
本書には今日の宗教の在り方の根本が、それこそ剥き出しにして露わにされていることに気がつかされる。それはまさしく現代に生きる人間の精神の危機であり、その深刻さに暗澹たる気持ちにさせられる。背景にあるのは、宗教的なものに対する精神的なニーズの高まりと、それに反比例する形で喪われていく伝統的な宗教の力。宗教とは本来、思想と同じく危険なものを内在させているのであるが、そうした宗教本来の持つ危険な力とはまた別の位相において、現代の精神科学、あるいは心理学の成果が産み出した「洗脳」という技術の危険が登場する。本書に示される事例はオウム真理教によるものが中心であるが、現代の科学はここまで人間の心に介入し(文字通り「いじり回し」と言って良いであろう)、コンピューターのプログラムを書き換えるように、人間の精神活動を支配するところまで至ったのかと驚かされる。ここで提示されている「洗脳」の世界は、確かに宗教的な外観をまとってはいるものの、自分の存在の限界と、有限な自分の存在を超えるものつまり「聖性」に対する予感に導かれ、そうした自分を超えた存在に対する真摯な対面であるはずの宗教が、日常的な経験とは異なった特殊な経験(いわゆる「変性意識状態」における異常な体験)へと切りつめられ、この体験そのものが聖性の「証拠」として目的化されてしまう在り方であり、こうした特殊な経験を「洗脳」の技術によって産み出すことができる者が「グル」となっていく世界であり、技術的なものの支配する究極の世俗化、究極のニヒリズムの世界である。そして、「洗脳」による非日常的ではあっても、単なる技術的な産物に過ぎない「超常的な経験」に立ち向かえるだけの精神的内容を、もはや今日の伝統宗教は持っていないのである。

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呑気なことは言ってられない!  (2006-05-09)
 この本は一応脱洗脳の技術を紹介したものだが、第一章で述べられる洗脳のプロセスが理論的に書かれていることに意味があるように思われる。
 
 洗脳のプロセスとは、相手を変性意識状態(外界から来る情報を意識によって峻別する力を無効化し、つまり無意識へと通じる門の番人としての意識を眠らせて、第三者が直接無意識に働きかけられる状態とでも言おうか)へと誘導し、アンカーを(鍵穴=至福体験、神秘体験、地獄の映像など。それらを薬物や何時間もビデオを見せることによって)無意識に埋め込み、同時にトリガー(鍵、パスワード)を設定する。そしてそのトリガーを知っている人間が、日常生活において相手の意識を人為的にコントロールできる状態へともっていくことである。それはもちろん無意識に働きかけられているので、本人はそれを意識化できない。意識的、自発的と自分で思っていても、それは全然意識的、自発的ではないのである。

 説明が省かれているからなのか、本文中にはところどころ納得しがたい箇所も見受けられる。しかしそんなことよりも、神秘体験や神秘を体験しなくても、リアリティはリアルじゃなくても捏造できるとした点である。「私のことは私の意識に問いただしてみよう」などと呑気に言ってはいられなくなる危険性をこそ著者は言いたいのである。
 

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説得力に欠ける  (2006-04-25)
著者の本職はコンピュータプログラマ。すでにできているソフトウェアを解析する作業をデプログラミングというが、その考え方を応用して脱洗脳(=デプログラミング)を試みたようだ。しかし、施術した対象の女性と結婚してしまったのだから本当に脱洗脳に成功したかどうかは当事者同士でしかわからない(世間の非難覚悟でそうしたというのならある意味立派ともいえる)。むしろデプログラミングの過程で知りえた、カルト教団のノウハウを悪用しないか心配である。

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日本が誇る天才、苫米地先生の洗脳とは何ぞや?  (2006-04-03)
洗脳に関わる経緯、そして、自身の施した脱洗脳経験のケース・スタディを簡潔にまとめた一冊。

同書では、教育のように手法の健全性、正当性が認められたものは含まず、マインド・コントロールを含む、介入的な操作により思考や行動を制御する行為を洗脳としている。その洗脳とはどのように行われるのか、なぜそれが可能となるのか解説している。
同時に、洗脳に対する誤った解釈と無理解、誰でも洗脳の犠牲者になりえるということに対する警告として、その仕組みと知識を提供し、洗脳から自らを守る知識を提供するという意図もあり、この分かりやすさは読みやすさだけでなく、理解を深める助けになっている。

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『影なき狙撃者』みたいだけど・・・  (2005-11-04)
 私が、「洗脳」と言ふ心理技術の存在を知ったのは、中学1年生の時に、テレビで、ジョン・フランケンハイマー監督の映画『影なき狙撃者』(1962年・アメリカ)を見た事が、切っ掛けであった。
 朝鮮戦争で北朝鮮の捕虜と成ったアメリカ兵が洗脳され、帰国後、キーワードでコントロールされて、殺人を行なふ。そして、政治に巻き込まれて行くと言ふ悲劇を描いた作品である。
 この映画を見た時の衝撃は忘れられない。優れた作品である。しかし、この映画に対する芸術上の評価は別にして、人間は、本当に、この映画が描くほどに、「洗脳」によって、ロボットと化してしまふ物なのか?今では、かなり疑問を感じて居る。
 この本を読んで、私は、『影なき狙撃者』を思ひ出した。初めてこの本を読んだ時、私は、著者の知識の深さに驚かされた。だが、素人の疑問を言へば、「何処まで本当なのだろう?」と疑問を感じた事も事実である。

 洗脳は、重要なテーマだが、いたずらに神話化されるべきではないと、私は、思ふ。

(西岡昌紀・内科医/オウム真理教徒による坂本弁護士一家襲撃事件から16年目の日に)

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