幻冬舎
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価格:¥ 1,365
発売日:2006-07
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カスタマーレビュー ![]()
悲しみが人を成長させる、は本当だと思う。
(2008-01-12)
毎日起こる「ありえない」事件や事故など、そして地震や災害など、「心が痛む」ことが多い世の中です。本当に誰でも「死」と隣り合わせ、というか、「まさか!」こんなことが起こるなんて、というのは、日々私たちは「死」を背負って生きているんですね。著者の長年のホスピスでの看取りで、患者さんとその家族、遺族の方々真摯に向き合い、また精神科医として「心を病む」患者さんと向き合い、この「生きづらい」世の中で、しかし「今を生きる」私たちに、とても大事なことを教えてくれている、と思いました。本当に、「今、この時」を大事に生きたい、と正直に思います。
人間は100%の確率で死ぬ
(2006-09-14)
2500人以上もの、異なる人生の死を看取ってきたホスピス医の言葉には力があります。一人の人間が生まれて死ぬまでは、本当に「いろいろあった」としか表現できず、一人ひとりの人生の総決算を看取られる仕事から学ぶべきことは無数にあるのですね。
「まさか自分が、こんなに早く癌で死ぬなんて」。もっと生きて生きて生きて、その先に死があると、漠然と思っているようだけど、死はすぐそこにある。私たちの生は、実は、半分は死を背負っているんです。
自分の死を受け入れて、安らかに亡くなっていく人たちは「庶民」だと。庶民とは普通の人で、ここで言う普通とは人生経験の中で「忍耐」「喪失」「失望」を味わってきた人たちです。人生における挫折や失望を「小さな死」と表現し、これに耐えてきた人ほど、「本当の死」に臨んで、安らかに亡くなっていかれる。その逆にもっとも困難な死は、人生が自分の思い通りに進んで何の挫折も失望も経験せず、最初の喪失体験が自らの死という人たちだそうです。彼らは文字通り「死んでも死にきれない」といって、苦痛と悲惨の中で亡くなられる・・・。
興味深いのは、死の先に「希望」を持っている人がいるということです。その希望とは、何らかの「死後の世界」を信じている人です。臨死体験の本を集中的に読んでいたとき、死後の世界があるかないかわからないが、臨死体験者が語るような死後の世界があると仮定して、それを希望として死の苦しみを軽減できるならそうしたほうが理にかなっている。なぜなら、死が「無」であれば、もう死んでいるから困らない。逆に死後の世界があるんならそこには安らぎが待っている。それなら、生きているときに死後の世界を信じていたって損はないわけです。どちらであるかは、「本当」に死んでみないとわからないわけだから。それを楽しみに?死を迎えるというのも一つの死に方=生き方だと思った。
う〜〜ん、期待した程、内容がなかった
(2006-08-19)
本のタイトル、それからサブタイトルなどから大変期待して読んでみたのですが、う〜ん、なんというのか内容がなかったように感じました。
なるほど、と思う部分はあるのですが、なんというのか迫って来ない。
著者の患者さんのプライバシーもあり、こういう患者さんがいてという部分がとても薄い。その方がどんな方かなかなか迫って来ない。書いていない、いえ、書けないのですから。なので、どうしても単なるイイ話的に終わってしまってる気がしました。
もったいないというのか、仕方ないのでしょうか。




