光文社
グループ:Book
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価格:¥ 980
発売日:2005-02-10
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探偵小説四十年〈上〉―江戸川乱歩全集〈第28巻〉 (光文社文庫)
カスタマーレビュー ![]()
評論家としての乱歩の面目躍如
(2008-02-04)
本書は、乱歩の評論・随筆集「鬼の言葉」(昭和11年)、「随筆探偵小説」(昭和22年)を中心に「探偵小説十五年」を併せて収録します。「鬼の言葉」「随筆探偵小説」ともに乱歩の推理小説の秀逸な評論を読むことが出来、作家と同時に評論家としても優れた一面を見ることが出来ます。乱歩の文章は平易で堅苦しくなく、心から探偵小説を愛していることが感じられます。取り上げた作家は現在ではスタンダードとなっている作家ですが、乱歩は当時の日本でポピュラーになる以前に原書で読んで、それを紹介しているのには驚きます。そうやって、ディクスン・カーやエラリー・クイーン、クレイグ・ライスなどを雑誌や新聞で紹介していきます。クレイグ・ライスなどの評論を読むと、「ちょっと読んでみようかな」という気にさせます。推理小説のみならず、周辺の文学の知識も深く、感心させられます。まさに乱歩こそが探偵小説の鬼ということが判る一冊です。
乱歩の素顔
(2006-12-04)
乱歩は作品の印象から怖い人だと思っていましたが本書を読み、こっちが本来の乱歩だと感じました。本書の乱歩は戦前、戦後の日本に探偵小説を広めようという情熱に満ちていて彼がいかに探偵小説を愛していたかがわかります。




