光文社
グループ:Book
ランキング:95438
価格:¥ 735
発売日:2006-09-15
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千葉ロッテマリーンズ変革の300日―プロ野球を変えたキーマンの証言
カスタマーレビュー ![]()
単純に興味深い
(2008-09-03)
正直文章はうまくないです(この本にとって、それはさほど重要な点ではない)。
ただ、内容は野球が好きな人ならば、だれしもが面白いと思うような興味深い内容。
なぜ、彼が大舞台でも飄々と投げていられるのか、なぜ1軍と2軍をいったりきたりしている選手の顔色が悪くみえるのか等々、心理状況やバックボーンをさらけ出しており、そこに関係者のコメントが入りそれらがきっちり裏付ける。
なぜプロのバッターがあれほど遅い球なのに打てないのか。またまぜ松中はうまく打つことができるのか?自分が疑問に思っていたことがすべて書いてありました。
プロ野球選手には到底なれない、と言われる運動神経でありながら、彼が持っている体の柔軟性を生かした投法でプロ野球選手になり、活躍するまでの苦労、試行錯誤、そして面白さが正直に語られています。この本を見てから彼の登板した試合を見れば、また見方が変わるでしょう。
1cm伸ばせば1000万円という話はプロの世界はそういう考え方もあるんだな、と納得です。
野球好きでない方にもおススメの一冊
(2008-03-10)
日本のお家芸とも言えるアンダースローに関する良書です。
ただし、アンダースロー論と銘打ってありますが、アンダースローに関する
技術論はそれほど多くはなく、それよりも渡辺投手が如何にしてプロで一流と
言われる投手になったかを纏めた本です。
内容は勿論野球についてですが、「自分の特性を見極め、
自分に適した投げ方を模索した点」「先輩の良い点を
積極的に学ぶ点」等、サラリーマンとしても必要なことが
多く述べられています。
野球に詳しくない方でも、ためになる本だと思います。
個人的にはもっとプロで活躍するアンダースローの投手が
増えて欲しいので、このような本がもっと増えればと思っています。
渡辺俊介投手が考えるアンダースロー論
(2007-08-14)
本書は、渡辺俊介投手が考えてきたことや実践したことが述べられています。本書を読んでいる限りにおいては、決してエースというわけではなかったのですね。柔軟性と負けん気と人の出会いによって、アンダースロー投手としてプロで大成したんだなと思いました。松坂投手とは違って、結構苦労されているんだなということがわかります。
アンダースローは、教えてもらうコーチがいないとなかなかそういう投げ方を選ばないだろうな。どうしても自分でコツをつかまないといけない。その点において言えば、第2章、第3章を読んでいけば、参考になるのではないだろうか。特に、オーバースローの投手とアンダースローの投手とでボールの握りが違うというのはなるほどだと思いました。また、アンダースローは負担が大きい投げ方のように思えるけど、故障が少ない投げ方だというのははじめて知りました。
投手にとって大切なのは、タイミングなんだなということがわかります。渡辺投手の場合は、130キロに満たないストレートと変化球で何とか抑えていくわけだからね。アンダースローは投げる人がいないからバッターも練習ができないという要因もあるとは思いますがね。
一期一会を大切にすることが生きる道につながる
(2007-06-19)
野球は見ませんが、職人芸で戦うピッチャーの渡辺は大好きです。この本の魅力は、渡辺が1.先輩のつてやありとあらゆる機会を利用しチームの垣根を越えて先輩ピッチャーから教えを請い、ビデオを徹底的に見て情報を収集し。2.集めた情報を自分の中で咀嚼し、通説に対する疑問点と照らし合わせて常識にとらわれずに自分が正しいと思える仮説を立て、3.自分の仮説を実践によって検証する。という極めて積極的・科学的な方法論により、身体能力の低さによる不利を克服し「オンリーワンの価値を持つプロスポーツ選手」として自分を作り上げていく様が具体的に述べられているところです。大切なことを人から聞き出すには、礼儀を身につけていることが必要ですし、先輩にものを頼むには先輩に仕えた実績が無ければできません。この本は野球少年に対して社会人の手本を示し、かつサラリーマンに自分を磨きあげていく方法を提示しているという点で素晴らしい。
ノーフェイスの下に隠された思い
(2007-05-19)
プロ野球選手には地元で小さい頃から怪物扱いされる者が多いが(私の周りにもいた、彼らはとてつもなく凄かった)、良い意味で例外もあるようだ。
それでも何か人とは違ったものを持っていて、その長所を活かしきった時、最高に輝くきっかけを掴む。
プレッシャーとの闘い、日々の努力の積み重ね、それを後押しする教育の大切さ、周囲の影響の大きさを痛感する。
マウンド上では常にノーフェイスだが、活躍の裏に隠し持った様々な思いが綴られている。ファンには堪らない一冊である。




