光文社
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価格:¥ 735
発売日:2004-04-17
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通勤大学MBA〈11〉MOT―テクノロジーマネジメント (通勤大学文庫)
カスタマーレビュー ![]()
技術者PMの率直な経験談
(2005-01-04)
種々あるMOTの中で、「PMとしての技術者」という点に注視した率直な経験談が語られている。したがって、大学教授やコンサルタントなどによる間接的な情報からの考察ではない点において、とても有意義であった。内容的には、ケーススタディ、経験からのフィードバックが半々といった感じであった。題名どおり「考え方のニュアンス」を知るというレベルであり、入門書レベルという感を受けた。
ベンチャー活用の必然性と難しさが分かる本である
(2004-12-30)
MOTとは工学版MBAの位置付けで、日本の技術開発における問題の解決策として期待されているものである。本書は所謂教科書ではなく、筆者の大手企業における研究開発の経験を事例に、技術経営の視点を解説した本である。
本書は教科書ではないので、体系的にMOTを知りたい人は不十分に感じられるであろうが、特に既存の企業において技術開発に携わっている人には頷かされる事例が多く、なるほどと思う解説がなされている。例えば、本川達雄の著書『ゾウの時間とねずみの時間』とのアナロジーで大企業とベンチャー起業のスピードの違いを説明している。一方で、大企業のメリットと課題を一覧表にし、大企業とベンチャー起業は補完関係にあると述べている。(必ずしも大企業を否定していない。)
本書の中にはこれ以外に、『良い技術者は必ずしも良い経営者にはなれない』、『マネジメントは経営につながるが、管理は必ずしも経営につながらない』、『やる気のある新しいトップの方が、勉強熱心なので、説明する機会が多くなる』など、多くの示唆に富む金言が含まれている。その中でも一番のものは、『異分野の既存の(確立した)技術との融合で成功確率を上げる』、『90%の既存技術と10%の新技術の組合せ』だと思う。これは、企業のプロジェクトが新しいものを取り組む方向性であることのアンチテーゼ、である。
最後に、筆者が、技術経営の道(起業)は技術者の新しい選択肢であり、(やめる)覚悟がさえあれば、既存の会社の中であっても思い切ったことができる時代になったと述べているのが印象的だった。
技術者の未来は自分で作るもの、その指針がMOTの役割
(2004-12-04)
MOTとは、工学版MBAの位置付けで、日本の技術開発における問題の解決策として期待されている。そのような状況の中で、経済産業省は27億円で、MOTの教科書・資料つくりに着手(H14−15)している。しかしながら、本書はいわゆる教科書ではなく、筆者の大手企業における研究開発の経験を事例に、技術経営の視点を解説した本である。
本書は教科書ではないので、体系的にMOTを知りたい人は不十分に感じられるであろう(実際不十分である)が、特に既存の企業において技術開発に携わっている人には頷かされる事例が多く、なるほどと思う解説がなされている。例えば、本川達雄の著書『ゾウの時間とねずみの時間』とのアナロジーで大企業とベンチャー起業のスピードの違いを説明している。一方で、大企業のメリットと課題を一覧表にし、大企業とベンチャー起業は補完関係にあると述べている。(必ずしも大企業を否定していない。)
本書の中にはこれ以外に、『良い技術者は必ずしも良い経営者にはなれない』、『マネジメントは経営につながるが、管理は必ずしも経営につながらない』、『やる気のある新しいトップほど、勉強熱心なので、説明する機会が多くなる』など、多くの示唆に富む金言が含まれている。その中でも一番のものは、『異分野の既存の(確立した)技術との融合で成功確率を上げる』、『90%の既存技術と10%の新技術の組合せ』だと思う。これは、企業のプロジェクトが新しいものを取り組む方向性であることのアンチテーゼ、である。
最後に、筆者が、技術経営の道(起業)は技術者の新しい選択肢であり、(やめる)覚悟がさえあれば、既存の会社の中であっても思い切ったことができる時代になったと述べているのが印象的だった。
高い壁を再認識しましたが、前に進む元気も沸いてきます
(2004-10-18)
起業準備中の自分にとって、過去最高に参考になる書でした。著者の実経験をベースとしたケーススタディであり、問題点の指摘がわかりやすく説得力がありました。自分の現在の問題点や近未来に予想される課題が想像しやすく、早速、問題点リストと課題及び解決策のリスト作成に着手することにしました。共同起業予定者にも本書を読むことを強く勧めることとします。
興味深い事例
(2004-08-11)
技術を産業化するまでの方法論の説明と、事例からなります。方法論の分量はかなり少なく、ほとんどが事例研究です。
方法論は、研究から事業化・産業化を行うまでのリスクとその対応方法が説明してあります。
具体的な事例研究は、かなり興味深いものです。成功事例として、筆者が実際に、大企業にいて発展させた事業の例が、2つ。アメリカのベンチャーとの共同開発、内部の反対等、生々しく描かれています。また、筆者の知る「失敗事例」が、2つ。ストーリーおよび、失敗の原因と対策が分析されています。
新規事業の立ち上げの面、あるいは、大企業での新規事業の立ち上げの面などで参考になることが、多々ある印象です。また、アメリカのベンチャーの例など仕事の進め方、考え方等で興味深いところが多かったです。ポイントを説明した図が出てきて、わかりやすかったです。
ただ、MOT自体について、もう少し解説して欲しかったです。




