勁草書房
グループ:Book
ランキング:170310
価格:¥ 3,465
ポイント:34 pt
発売日:1993-10
通常24時間以内に発送
このページのURLは
http://clubks.com/baby/asin/Books/4326350407/
この商品を買った人はこんな商品も買っています。
日本の右翼と左翼―テロ、クーデター、暴力革命、内ゲバ …その“思想”と“行動”のすべて!! (別冊宝島 (1366))
カスタマーレビュー ![]()
日本右翼の戦後史
(2002-10-01)
駅前ロータリーなどで,黒塗りの街宣車がマイクをがなりたてている光景を目にしたことがない人は,おそらくいないだろう.しかし「何を主張しているのか?」「どのような歴史をもつのか?」「資金源は?」「政治や裏社会とのつながりは?」「そもそも右翼とは何か?」という質問に答えられる人は少ない.
本書は日本右翼の戦後史を客観的観点からまとめた,数少ない書籍の一つである.
逆コースと右翼団体の復活,元血盟団事件の首謀者戦後も暗躍した井上日召,社会党浅沼委員長刺殺事件,ロッキード事件と児玉,対暴力団政策によって任侠団体が政治団体化していく様子,新左翼への対抗として一水会に代表される新右翼が結成される過程,風の会と野村秋介…などが淡々とした筆致で語られる.
戦後右翼大衆運動を形成する上で,統一教会や生長の家などの新興宗教団体が,思想面でも大衆動員面でも大きなバックボーンとなったという事実を指摘し,著者がこれに一章を割いているのは,中々鋭いと思った.
一般に右翼の人々は創価学会と共産主義を嫌っていることが多い.創価学会の思想が,宗教系右翼の人々が背景とする宗教教義と矛盾することと,共産主義は宗教を容認しないという,思想的な理由が,彼らが創価学会と共産主義を嫌う理由の一つなのかもしれないと思った.
巻末には関連年表なども付属していて大変便利.




