文藝春秋
グループ:Book
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発売日:2003-08
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カスタマーレビュー ![]()
『死』を考えさせられました!
(2003-09-22)
2年前に義父をがんで亡くしました。がんで余命6ヶ月と言われたとき、同じようにがんで父親を亡くした友人に、「嫁の私にできることって?」と相談をもちかけました。友人は「末期のがん患者は何より心のケアが必要。ホスピスを探してすすめてみては?」といわれました。そのときから心にくすぶっていた「ホスピス」。でも、それはどういうところなのか。がん患者の心のケアとは?残念ながらとそのときには良く分かりませんでした。今になってこの本に出会い、「生き方」があるように、「死に方」があることを教えられました。
いつか、必ず死はやってくる。私にも、私の大切な人にも。ただうろたえるのではなく、納得のいく死を迎えたいと思いました。
二冊も買いました
(2003-09-21)
私もとうとうボケが始まったのかもしれない。この文庫本を買って読み始めたとき、『どこかで読んだことがあるな』とは思ったものの、第6章の『世にも不思議な話』を読むまでは、3年前の単行本発売直後にこの本を買って読み終えていたことに気づかなかった。単行本と文庫本は題名も装丁も全く同じ。それでいながら文庫本を買ってしまうとは、ボケてきた証拠である。「私も間違いなくホスピス疾患年齢に近づいてきているのだ」と溜息をついた。もちろん、ボケだけではホスピスには入れてくれないが……。
この本は特に第4章と第6章に価値がある。月並みな言葉だが、そこに夫婦愛を見出すことができる。こうした物語をテレビドラマ(単発の)にすればいいのにと思うが、あまり配偶者の死を扱うようなドラ!マは好まれないのかもしれない。
内緒の話だが、第4章と第6章だけを本屋で立ち読みするだけでも意味がある。
末期癌の患者に対して、一般の病院や医者がどれほど『心ない』ものであるかを知ることができるし、横浜甦生病院ホスピス病棟の献身的な対応にも感動できるだろう。




