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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細

近藤 誠

文藝春秋

グループ:Book

ランキング:76886

価格:¥ 550

ポイント:5 pt

発売日:2001-05

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カスタマーレビュー

がんもどき理論を根拠の主幹とするのは  (2007-11-14)
レビューの前に、『奇抜な理論で目を引く書は時にベストセラーになる(買ってはいけない、など)』『1000円の本が100万部売れると著者は1億円前後を手にする』『無責任な珍説を垂れ流しても、言論の自由から多くの場合、著者は責任を問われない』『真実に虚構を織り交ぜて庶民を誘導するのは単なる詐欺とかわりない』という事実をよく理解してほしい。

『がん』を他の病気(MRSA肺炎)に置き換えて考えてみる。MRSAは悪性度の強い細菌であり、MRSA肺炎で死に至る患者も多い。つまり、MRSA肺炎の患者全員に対して同じ治療を行った場合でも、『治る患者』と『治らない患者』が発生する。さて、『治った患者』に感染していたのは『MRSAもどき』で『死亡した患者』のは『真のMRSA』だという理論が通用するかどうかを考えていただきたい。それぞれの患者に感染している細菌はどのような方法を用いてもまったく見分けがつかない場合、それらは当然同一の菌であると定義される(当たり前だ、それが科学のルールだから)。したがって、治療の結果から、『MRSAもどき』と『真のMRSA』を区別するというのは明らかに常軌を逸していることがわかる。

おそらく著者はがん以外の多くの疾患を診療した経験が少ないのであろう。小松秀樹氏が著書で語っているように、『すべての疾患に対する治療結果は分散する』のが常識である。つまり、同一の疾患でも、患者自身の状態や病気が発見されるまでの期間など多くの因子によって治療結果が左右されるのであって、がんかがんもどきかという二元論は医療の基本原則を知らない者がいう理論に他ならない。

話は戻って、肺炎患者からMRSAが検出され、確定診断がついた後に、『真のMRSA』なら助からないから治療はしない、『MRSAもどき』であれば治療しなくても助かるはずだといって放置した場合、明らかに犯罪である。MRSA肺炎でも治療の副作用で死亡することがあるが、それは治療をはじめからしないとする理由にはならない。また、MRSA肺炎と診断されればできるだけ早期に治療すべきなのは言うまでもない。がんの場合、進行するまでに数年から十数年かかるため、MRSA肺炎とは違ってごまかしがききやすいだけなのだ。もちろん、MRSA肺炎で死亡する患者も、数日で死亡する者から1ヶ月以上生存する者もいるし、治る患者にしても治療期間は千差万別である。それらの幅や副作用の率、生存率は違えど、基本原則は癌もMRSA肺炎も変わりないのだ。

以上、本書の中には正しい記述もあるが、主幹となる論理が破綻しているため、本書を読んで騙された患者が無駄死にする危険に対して警鐘をならす。事実の提示で読者を信用させ、珍妙な説でおとしめるのは本質的にライフスペースらのカルト宗教と大差ない。したがって、本著者に対しては星1つでも多すぎると思う。

キチンと書かれてありますね  (2006-05-20)
 日本人は案外「観念的」な人(キチンと調べもしないで「そんなはずはない!」と決め付ける人)が案外多い。彼は「癌は患部を摘出すれば良いというものではなく、手術すると代えって命を縮める場合がある。それに手術はしてもしなくても結果に大した差は無いらしい。むしろ、したことによる後遺症や副作用で日常生活において大変な苦労、苦痛を伴い、結果「治療によって早く亡くなるケース」が多々見受けられる。だから不要な手術や治療が有るという事を知り、これらを選別して、不要な治療や手術は避けたほうが良い。出来うる限り日常生活に支障がない程度の治療の留めておくべきだと思う。」と言う著者の意見には賛成です。つまり「本当の治療とは?今の治療は治療になっていないケースが随分とある。」と述べている。医者が示すデータは「病院で治療を受けた人たちのデータ」であって、受けなかった人のデータではない。だから「医療を受けた人たちはこういう結果だったが、受けなかった人たちはその後、どうなった?」という視点が無い。「癌が治った。」と言う人たちの殆どは現代医療から見放されたか、若しくは現代医療に見切りをつけた人が殆ど。最後の最後までいわゆる現代医療を信じた人達の中で本当にそれで助かったのは全体の一割程度らしい。いわゆる現代の一般化しているガン治療で助かるのは全体の一割程度で、残りの九割の人々は「治療と称する後遺症と副作用と闘って(本人達は「ガンと闘ってる」と錯覚している)」で亡くなっているらしい。これでは「助けるつもりで命を奪ってる」と言われても仕方がない。それは癌に対する認識そのものが間違ってるからで、すると当然、対処法まで間違う羽目になる。先ずは「癌とは何者か?」から入らなくてはならず、それで「癌とは一体何者で、何処から来て、何をしているのか?」をキチンと見なくてはいけない。それをせずして癌を「悪の化身」みたいに思い、片っ端から攻撃し、抹殺してしまって良いものかどうか。「癌とは一体何者か?」ひょっとすると正義の味方なのかもしれない。事実、ある研究ではガン細胞が汚れた血液を浄化しているという報告も有る。「癌とは敵か味方か?」から入らないと、そこから始めないと良い対処法は見付からないと思う。少なくとも今までのやり方では全く対処のしようが無いでしょう。げんに現代の日本の医療では、やってもやってもちっとも患者は減らず、減るどころか逆に増えて、とうとう日本人の死亡原因の三冠王?にまでなってしまった。しかもガン治療の権威といわれていた人達が次々と癌で亡くなるというプラック・ユーモア的な様相を呈している。このガン治療の権威達は今日本で考えられる最高の治療を受けたはずなのに・・・である。それはどう考えたって「根本的なもの(癌そのものに対する認識。対処法)が間違っているからではないか?」ということに行き着く。この事を近藤さんは鋭く指摘している。

難しいですね  (2006-05-16)
内容はかなり濃いです。きちんと書かれているのですが、一般の人にはかなり誤解を招きやすい部分も多くあると思いました。この本の中には仮説に基づいて説明されている部分もあります。がん治療はまだまだ分からないことの方が多いのです。そのことを念頭において冷静に判断し、読み進めてください。参考になる記述ももちろんたくさんありますから。

他の医師からの反論も一緒にどうぞ  (2003-09-03)
医師の中では近藤氏の著作はかなり評判が悪いです.ついでに医師の中には近藤氏の著作によって引き起こされた現場の混乱に胸を痛め,真摯な反論を上梓している人達も多数います.例えば斎藤建氏による「近藤誠氏の「がんもどき理論」の誤りー病理医の見たがんの真実」や,国立がんセンターの医師達がまとめた「がん治療に迷ったら」(海老原敏・和田努)など(引用できなかった他の著者の方々,ごめんなさい).いずれも少し古いですが,自身や家族の治療法に悩んでこの本を手に取るような方には,是非併読して欲しいと思います.

なお評価の星は悪意の営業妨害と思われたくないのでレビューを投稿した時点の星の数に合わせただけで,それ以上の意味は有りません.

ガン治療について一緒に考えられる著  (2003-06-10)
 これは、あの「ガンと闘うな」論争の説明が全ての章に渡って書かれている。勿論、この時多くの人がガン治療について考えるようになったわけだが、当時私は多くの疑問が残った。

 それでも、この著は前作「患者よ、がんと闘うな」に続いて、近藤医師の考えが見事にまとめられている。又、他の人との対談が多数あるので、反対、賛成派それぞれにどうしてそう考えるのか見ることができる。
 これを読めば、ガン治療について賛成、反対派ともに近藤医師の考えを掴めるはずではないだろうか。

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