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発売日:2001-02
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カスタマーレビュー ![]()
大きな箪笥の小さな引出し
(2004-09-23)
キーワードをいくつか挙げてそれに準じた沢山の具体例を挙げている。情報を集めて分類したという意味では評価できるが、観念的で深みに書ける。中国人の問題行動なども挙げているが、どうしてそうなるかといったことにはあまり眼が向けられていない気がする。読みやすいが、大きな箪笥の小さな引き出しを次々開けていっただけ、といった感じでその後の作業が欲しかった。
読みやすいが深みがない
(2003-08-30)
本書は、ざっと日本人と中国人の考え方の違いを理解するには
良い本だと思います。筆者自身の経験や、中国でビジネスを
行う日本人経営者の話をふんだんに取り込んでいる
ため、「日本人と中国人の間にどのようなすれ違いがあるのか」
という点をよく理解できます。何しろ、読みやすい本で、
講演を聞いているように読めます。
難点としては、こうした「違い」に対する筆者自身の
分析があまりにもパッチワーク的で、明快でないことです。
筆者が唱える「関係主義」なるものを数多くの学者の意見を
散発的に引用しつつ、解説するわけですが、
いまひとつ理解に苦しみます(勿論、これは読み手である
私の問題かもしれません)。
中根ちえやルース・ベネディクトによる日本人論のような!
緻密かつ直感にも訴える論は本書には期待できません。
読了後、若干不満が残る点から、★2つにしました。
筆者自身はあとがきで、「これほどまでに社会学的データを
読み込んだものはそう多くはないだろう」と書いていますが、
正直どのあたりが社会学的なのかは???であり、むしろ
私はアネクドータルな中国人論を読みやすく整理した点を
評価したいです。
蛇足ですが、筆者の指導する博士課程の学生の分析を
筆者は興味深いとして、引用しているのですが、
その学生の名前が書かれていません。
これは筆者の知的マナーを疑わざるを得ません。
納得できるし読みやすい
(2002-08-16)
同じ関係重視の日本と中国でも、その関係の築かれ方に大きな違いがあることを面子、人情、自己人、外人などのキーワードと多くのエピソードを使って説明している。筆者のひとつひとつ説には、必ず実例や他の研究者の言葉、著作の引用、出典がつけられていて理解しやすい。また、各節ごとに見出しが細かくついていて、簡潔な結論がそれに続くので、速読もしやすい。日中の異文化コミュニケーションを研究している人がじっくり読むにも、仕事で中国人とのつきあいがある人がざっと読むにもよい本である。
中国人の心理と行動
(2001-04-12)
世界の中でも日本人とそっくりな顔を持つ中国人。なのにその言動は、全く違う。欧米的なのか? それでは納得出来ない。この疑問に『中国人の心理と行動』は、見事に答えてくれる。 面子と個人的な関係が政治面にまで拡大する、心理メカニズムの解明は必読。




