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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

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John Creighton Campbell

中央公論社

グループ:Book

ランキング:90593

価格:¥ 756

発売日:1996-08

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カスタマーレビュー

日本の医療をバランス感をもって解説した傑作  (2007-03-11)
 日本の医療制度を政策決定過程、制度の生い立ち、その特徴、抱える課題といった切り口から、極めてバランスよく、冷静に解説した傑作である。
 「医療費は高い」という一般通念に反し、日本の医療費は国際的にも低く、それを実現するために設計された診療報酬の仕組みや政策形成の仕組みを明快に解説。日本の医療制度が「バランス」という絶妙の技によって、世界的にも類まれな高水準と低コストを実現していることは注目に値する。本書が、アメリカの政治学者との共著であり、他国でも出版されていることが、日本の医療制度の独特性を示す。
 このような医療制度を実現すべく腐心してきた官僚の頭脳と労力に素直に敬意を表するとともに、このような仕組みを単純な経済原理で改革しようとする勢力への危惧を改めて覚える。
 時点が古いのは仕方ないが、医療問題を考える際、常に座右に置き、しばしば紐解きたい絶好の書である。

医療の制度と経済を考える上で、基本となる高水準の新書  (2007-01-02)
 本書の特筆すべき点は、本書が今なお全国民向けの医療保険制度を持ち得ないアメリカ国民に向けにアメリカの医療制度とは異なる経過を辿り、日本の風土の中で構築された日本の医療保険制度を、アメリカ人の政治学者であり日本を対象に研究生活を行ってきたキャンベルと、日本人であり日本の医師資格を持ち医療政策、医療経済を研究してきた池上の共同の研究成果の日本語版である点にある。
 前述の基本的な性格を持つ本書は、日本人同士であれば既知として省略されるであろう部分、政策形成過程における日本的決着の曖昧さを含む部分等に対しても論理的な論述の努力がされている。
 手際良く明治期の医療政策形成当初における江戸時代に遡る医療資源の配置をも振り返り、戦後長く医療政策に影響力を及ぼした日本医師会武見太郎と厚生省他の当事者の動きとその結果、出色の厚生省官僚吉村等にも光を当てる。
 著者らは、日本の医療政策の特徴を「バランス感覚」と特徴付ける。そしてあえて声高には明言していないが、「負担は少なく、最高の医療を」なるのスローガンの不実を、軽くイナス。
 1996年の著作であるが、今日も読み継がれ、基本書として引用・紹介されるに価値を持つ。

アップ・トゥ・デイトな改訂が期待される良書  (2005-09-25)
 わたくしの知る限り、最もバランスが取れ、かつ妥当な日本の医療システムに関する概説書。概してこのような本は、国際比較をする際に「いいとこどり」されていて公平な比較になっていなかったり、「医療の質」の判断が恣意的であったりして、公平なパースペクティヴを得ることがむずかしいが、この本の「コスト・パーフォーマンスを考えれば日本の医療システムは世界一」という結論は、実際に各先進国の医療について少しでも知識のある方は同意できるだろう。現在、小泉内閣のもとで、米国流の新自由主義に基づいた医療改革が行われようとしているが、本書の結論を無視していたずらに市場原理を至上のものとみなすことは、特に医療の分野は市場原理にとっての大敵である「情報の非対称」が顕著な分野であるだけに、問題が大きいであろう。
 望むらくは、良書だけに、日本の現状に合わせたアップ・トゥ・デートな改訂が強く望まれる。例えば、今ならば介護保険制度、医療法人の株式会社化、混合診療の問題、保険制度の見直し等についての記述について強化されることが望ましいと考えられる。
 内容自体は五つ星だが、改訂を強く期待するという意味で四つ星とした。

日本の医療制度の真の問題点とは  (2003-11-18)
本著は、日本の医療制度について問題点を浮き彫りにしている。

これらの問題点をどのように解決したらいいのか、
政策提言まで踏み込んでいるのが本著である。

少し前の本ではあるが、新書版で読みやすくなっており
本著を通じ、日本の複雑な医療制度の把握、理解、
それから問題点を発見し、
その後、池上教授の医療政策の提言について

考えてみたいものである。

医療制度改革の中、いま皆に読まれてよい一冊  (2001-10-09)
医者、保険者、ジャーナリスト、政治家、という個別の視点・立場からではなく、かなり客観的かつ分析的に日本の医療制度を説明した名著。今日の構造改革論議を考える際に是非一読すべき一冊である。議論の発展・政策への示唆は多様にある。私個人としては、大多数の国民の自助努力・自己責任および民間・市場原理を信頼したい。

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