中央公論新社
グループ:Book
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発売日:2001-12
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カスタマーレビュー ![]()
所得格差だけではない仕事格差も大事な問題です。
(2007-02-24)
働くことについては 就職する前だけの問題ではなく、就職後も考えなければならない人として普遍のテーマの問題であると思う。所得の格差は目に見えやすがそれ以上に 仕事の格差が実は働く事のキーポイントではないだろうか・・・。
バブル崩壊後久々の好景気のため学生は売り手市場とマスコミはもてはやすが、こんなときだからこそ真に「働く事の意義」が問われるのであろう。
現在就職活動中の学生を含め、企業の採用担当者には是非一読を勧める。特に社会人は自分の仕事への意識が磨耗しきっている事に気がつくのではないだろうか。
淡々と語る
(2006-06-05)
不安には二種類ある「ハッキリとした不安」と「曖昧な不安」だ。ハッキリとした不安はリスクという言葉で置き換えられる。対象が見えているから、解決策を検討し実行することができる。しかし、「曖昧な不安」は厄介だ。不安の対象が見えていないため対策を立てることができない。無視を決め込んで次第に無気力感に侵されていくしか方法はないのだろうか。
本書ではそういった曖昧な不安をデータの分析を軸に解説していく。若年層の雇用を奪う中高年たち、格差の拡大の実際、フリーター、起業など。データ分析はリアルなようで実際読んでみると実感を持つのが難しい。ただ、感情論に走らず冷静に分析してくれるのでその点は良いと思った。
働く価値を知る
(2004-10-11)
働いている人にはぜひ薦めたい。
どのようなことを考えながら働くべきなのか、
しっかりと思索できるから。
本当は、高校生、あるいは卒業前の大学生が読むのが
一番なのだろうけど、実体験なしではこの本を感じ取ることは
難しいでしょう。
フリーターもパラサイトシングルも中高年が若者から仕事を奪っている結果
(2004-10-09)
超氷河期と言われた時代に就職活動をして、希望とは違う会社にようやく採用されたものの、その後、転職もフリーターもニートも経験した自分にとっては、「あなたが悪いわけではないんですよ」と言ってくれたようで、とても気が楽になりました。
「ずっと頑張っているのにどうして自分はこうダメ人間なんだ」と自信をなくしているので、私のような者には「頑張るな」というメッセージは、その意味がよく届いてきました。
ただ、「社会のシステムが悪い」と言っていても幸せにはなれない、ということにもしっかり目を向けさせられます。
著者が言うように「頑張る」と言ったり考えたりすることをやめてみようとすると途端に難しくなります。「〜をする」「〜をしよう」と具体的なことを考えなくてはいけなくなるので。
働くことについてのぼんやりとした不安感を、安易に「頑張る」という言葉を使って隠そうとしていた自分に気付きました。
現在の厳しい若年者の雇用状況や労働環境をなんとか打開させようという、著者の熱い気持ちもよく伝わる好著だと思います。
企業間格差に関する分析が不足では?
(2004-07-28)
統計に使われている資料を見ていて、企業間格差を考慮しないと議論は精緻に展開できないのでは?、という素朴な疑問が沸きました。中小企業、零細企業と大企業とは企業内外の環境が異なることから、雇用に於ける諸問題を分析する上で、それを便宜的にでも切り分けて議論する必要を感じました。今後の分析に期待します。




