新潮社
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発売日:2005-04-15
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勝負師の妻―囲碁棋士・藤沢秀行との五十年 (角川oneテーマ21)
カスタマーレビュー ![]()
DVD「無頼の遺言 棋士・藤沢秀行と妻モト」からはじまって・・・
(2008-07-11)
あるときたまたまNHK・TVで「無頼の遺言 棋士・藤沢秀行と妻モト」の最後の10分ほどを目にしたのが、きっかけ。私は囲碁の「いの字」も知らない全くの素人。
そんな私の琴線に触れる何かがあった。
所詮他人の家のことではないか?
そう思いながらも、たまらなく「全部」が観たくなり3990円も出してDVDを買った。
その後、無償にこれを読みたくなった。一気に読んだ。
DVDの一場面一場面の背景がよ〜く判った。
一言一言の背景がよ〜く判った。
DVDだけでは判らなかったが、なぜこれ程に、秀行なる人間に惹かれるのか理由が判った。
「彼の常軌を逸した生き様」に惹かれているのだった。
彼は「ただの碁打ち」でも「ただの無頼」ではなかった。
大変な教養人だった。
なんとも複雑怪奇な人間。
藤沢秀行と妻モト、この2人から、言葉に出来ない「大きな生きる力」を頂いた。
次は「勝負師の妻―囲碁棋士・藤沢秀行との五十年」を読ませていただこう。
一芸に秀でる者の強み
(2007-02-18)
藤沢秀行先生から囲碁を取ってしまったら、ただのろくでなしである。それぐらい、囲碁以外にまつわるエピソードは悲惨である。酒に女にギャンブルにと絵に描いたように放蕩の限りを尽くした人生である。それでも秀行先生には囲碁がある。囲碁があるから、それ以外のことは大目に見たり笑って許されるのであろう。(もちろん、奥さんをはじめとする当事者の人からすればたまったものではないだろうけど)
やはり、男たるもの人には負けない芸を一つもち一生その道を極めんとすることによって、輝くものなのだとあらためて感じた。
ものすごい人を知りました
(2006-06-23)
自分は秀行さんほど人間を高めることはできないと思いました。
でも、秀行さんという人間を知れただけでもほんとに幸せな気がします。
名誉棋聖の財産
(2005-10-08)
秀行名誉棋聖ご本人にお会いしたことはないが、その知人の方とは親しくしくして頂いている。本にある通り、
酒癖悪く、暴れだしたら誰も止められない。
はっきりいって、評判は悪い。
しかし、私自身は感謝している。彼の素晴しさはタイトルの連覇や打碁の内容であるが、それ以上に、
『秀行塾』
と呼ばれるくるもの拒まずの研究会の主催。または中国や韓国のプロの育成に努めたことである。彼が本気で世界に
目を向けていたからこそ、それによく応えた中国や韓国の人々は当然強くなり、日本のプロを追い越した。プロも
トップアマも強く、旅行や留学などで来日すれば、インストラクターとして迎えられる。
私自身、わずかな時間ではあったが指導碁を打って頂いた。その方、たしか趙依文さんと記憶している。中国の
女性トップアマ。幸せな時間であった。
大昔だったら考えられないことだろうが、これもまた名誉棋聖の財産と感謝している。
現在、日中あるいは日韓関係は好ましくない状況にあるが、囲碁界に限ればそんな事はない。
たとえば韓国最強のプロ、ソウ・クンゲン氏からは、
「日本にしていただいた恩を、私たちは忘れない」
という至極の言葉を、日本人は頂いている。それはやはり、名誉棋聖はじめ先人・先輩方が時間をかけてされてきた
努力の賜物であり、私たち若い世代が受け継がなければならないことである。時間をかけた草の根活動の重さを、改めて
知らされた。
フジサワヒデユキは、酒とバクチだけの男ではない。
奥さんあっての藤沢さん
(2005-08-23)
碁をまったく知らない私でも問題なく読めました。
ここまで破天荒な生き方をされて、いろんな経験をしてきた藤沢さんでも
それでも“人生”とは何かがわからないといいます。
この言葉は藤沢さんのような人が口にするからこそ深く重いですね。
私は女なのでついつい奥さんの視点で読んでしまったのですが、
奥さんの懐の大きさには尊敬の念を覚えました。
藤沢さんがここまで無茶な生き方をしてこれたのは、
この奥さんがあるからこそ。
奥さんが書いた本もあるらしいので、そちらもあわせて読んでみたいです。




