新潮社
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40ヵ国語習得法―私はこうしてマスターした (ブルーバックス)
カスタマーレビュー ![]()
外国語を学ぶことの意味とは
(2007-02-03)
なぜ外国語を学ぶのか。流暢に話せるようになれなければ外国語を学ぶ意義はないのだろうか。本書の著者はこの問いにこれまで100以上の言語を学んだ経験から答えてくれる。「その言語という地面に密着したいわば「蟻の目」と、特定言語を離れて空から鳥瞰的に眺める「鳥の目」を両方とも手に入れ」ることがそのひとつの答えだが、それがどういう意味なのかは本書を読みすすめていけば理解できるだろう。
先にも述べたが、著者はこれまでに100以上の言語を学んだという経験を持っている。しかしその学習方法を見てみるとやはり次の言葉を思い出さないわけにはいかない。
「言語学習に王道なし」
著者いわく、言語学習にとって「文法は味方」である。著者は「それ(文法)すら学ぶのが面倒だというのでは、多言語学習はあきらめた、と言うに等しい」(159頁)と述べているが、これを読んで私は「文法を学ばざる者は言語を学ばざる者である」というもう少し拡大した考えに至った。著者の「川下り文法」や「川上り文法」という文法観についても傾聴に値するだろう。
文法を軸に置いた著者の言語学習の方法については本書で確認していただきたい。中学、高校、大学と英語を学んだのに全く使い物にならないではないかと嘆いている人にはぜひとも読んでいただきたい本である。その狭いものの見方からきっと解放されることだろう。
ことばっておもしろい
(2007-01-23)
語学フェチにはたまらない本。世の中には同じ趣味の方がいらっしゃるんですね。
○○のために身に付けたいなんて実学派には理解できないかもしれませんが
新しい言葉にふれる、それだけでわくわくしてしまう人にとって
こんなに楽しませてくれる本はなかなかないです。
通勤セットの作り方は必見。わたくしも筆者を超えるべく日夜工夫にいそしんで
おります。これがまた楽しいのよね。
趣味ならではの楽しみ方
(2006-01-30)
筆者は、言語から国のつながりや文化を感じ、そこから分類しているが、
学んだ上での各国の性質の違いを述べてくれたらなあと思いました。
大学時から40歳を超え、仕事ではなく、趣味として長く続けてきた、
きっかけや、挫折などについてが、知りたかったが。
趣味として嗜んでいるだけに、強い意志や思い、滲む努力などのインパクトがなく、
勉強の向上心の刺激としては、この本は少々弱かった。
ひとつだけにとらわれず、次々に世界の言語をつまみ食いをしてみると、
頭が痛くなるほど難解でめげそうな時のダメージは軽減され、
切り替えができているのだなあと、趣味ならではの楽しみ方だ。
言語の習得が目的ではないようだ
(2005-06-07)
外国語のプロじゃない単なる愛好家のおっさんが世界中の言語を学んできた人生を振り返った本。スーパーマルチリンガルみたいな人かと思ったら広く浅く学んでいるだけでどれ一つとしてプロ級でないのはちと残念。電車の中での多言語学習法を紹介しているが、これが役に立つという人は果たしているんだろうか。
言語好きにはいまひとつ
(2005-05-10)
著者が語学を楽しんでいる姿勢には非常に感銘を受けるし、自分も見習おうという気になる。
でも、100ヶ国語以上を学んだ経験からの、斬新で鋭い視点を期待していた自分には、少々肩透かし。それぞれの言語についての説明は入門書の一番最初に出ているレベルだし、勉強法もそれほど役に立つようには思えない。
「言語好き」というより「生涯学習の入門書」として読むべきだったのかも知れない。




