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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細

上杉 隆

新潮社

グループ:Book

ランキング:5343

価格:¥ 1,470

ポイント:14 pt

発売日:2007-08-23

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カスタマーレビュー

文学として成立してます  (2009-01-06)
政治・経済ものは旬を過ぎると、
一気に鮮度が落ちてつまらないと言われています。

しかし本作は、
作者の文章力によるところが大きいと思いますが、
官邸の様子がリアルに伝わり、
政権の崩壊過程がドラマ的に伝わります。
政治に興味がない人にも楽しめる作品になっています。
文学として成立している点で、名作です。

現政権も本書的なプロセスが進行してるのではないかと想像してしまいます。
安倍政権の本質を今から考えてみるにはうってつけの一冊です。

たった一年前のことなのに、何だか遠い昔の話に思えてしまう。  (2008-09-27)
タイトルが全てを表している。安部政権が“なにをしたか”ということにはまったくといっていい程触れていない。書かれているのは“なぜ駄目だった”のかということばかりだ。

著者はその原因を、所謂「チーム安部」と呼ばれる側近達の無能力や暴走にあるとし、安部氏の総裁としての資質自体についてはあまり言及していない。そればかりか、彼らに足を引っ張られた安部氏に対する同情が感じられるような文章も見受けられた。

こういう内幕ものの真相は結局のところ当事者にしかわからない。だから、著者が書いていることが真実かどうかはわからないので単なる印象になってしまうのだが、わたしはこの本に登場する「チーム安部」を構成するメンバー、例えば塩崎氏・世耕氏などの姿がテレビ画面に映し出されていたときに、彼らの話し方や立居振る舞いから、“ひ弱さ”や“小物感”といった雰囲気を感じ、これが政権中枢にいるべき人物なのだろうかという疑問を持っていたので、著者が書いていることは核心を突いているのではないだろうかと思えた。

ただ、全てが著者のいうとおりだとも思えない。この本でもっともその能力を否定されているのは、秘書官の井上氏なのだが、彼に対する著者の筆致は個人的になにか恨みでもあるのか?と思えるほど感情的で攻撃的だ。

また、著者の職業を考えるともっともな視点だと思えないでもないが、チーム安部が講じたメディア対策への否定の仕方が、メディア(報道する側)からの視点に偏っていて、受け取る側(視聴者、有権者)の視点が殆んど考慮されていないことだ。読んでいて何度も“メディアはそんなに立派で偉いのか?、”“メディアの視点が全て正しいのか?“という思いが何度も頭をよぎった。

興味深い一冊ではあったが疑問符も残る一冊でもあった。

小泉で自民党は終わり  (2008-03-08)
小泉で自民党は終わった。終わらせたほうが良い。存続しても、自民党周辺の「特権さん」以外、誰の為にもならない。そう強く認識させてくれる内容だ。
安倍は、親米保守と民族派?保守の真ん中よりは、後者に近いところにいたらしい。彼等の期待の星だったわけだが、諸共に総崩れしてしまった。当分立ち上がれないだろう。
安倍にとって致命的だったのは、松岡の悲惨な最期だが、この松岡を強く推薦したのが、飯島秘書官=小泉だったとは意外だった。
また安倍の求心力が小泉の100分の一しかなかったのは、具体的な改革策(郵政民営化など)を、国民に分かりやすく「白黒どっちにしますか?」と迫れなかったからだと思う。
渡辺が公務員制度改革構想を披露した時のみ輝いていたが、何時の間にかウヤムヤ・骨抜き戦術にはまってしまったらしい。拉致問題もオウムも財政赤字も年金問題も全部、「天下り」が根本原因ではなかろうか。ところが警察官僚ほど、天下り廃止に反対する者はいないという。で、(佐田も)渡辺も徹底的に身辺調査され潰されてしまった。小泉も怖くて手をつけることができなかった禁断の改革。天下りは警察によって守られているらしい。

美しい国は何処へ  (2008-02-10)
 元政治家秘書の経歴を持つ気鋭のジャーナリストによる渾身のルポ。その視点はまるで昆虫を観察するファーブルのごとく冷徹で、誉められる登場人物がほとんどいないのに驚く(強いて言えば小泉元首相の飯島秘書は相対的に評価されている)。

 安倍元首相の能力についてはいろいろ言われているが、それほど非難されるようなものではないと本書を一読した後も思う。むしろ今までの歴代の総理大臣と比較すれば“まとも”な方ではないか(だからこそ小泉さんも後継として推したわけだし)。

 本書を読んで理解できたのは、官僚を排除した大統領型首相を一気に目指そうとして失敗したこと、メディアのコントロールをうまくできなかった点である。この点は小泉元首相(とその参謀である飯島秘書)に劣っていた。KYではないが、閣僚の発言や行動に対しての世間の空気を読めなかったことも災いした(事務所費問題は悪いことではあるが、他の政治家もやっているだろう。法案を通し政策を実現するという大目的に比してそれほど大きな問題とは思えない。しかしやめたがっていた松岡大臣を面子を重視し引き留めたため最悪の結果になった)

 よく揶揄されるようにぼんぼん育ちゆえ、自分と気の合う仲間を重用し混乱を招く結果となった。確かに二世三世政治家の弊害は叫ばれるが、安倍元首相について言えば、憲法を改正し自主独立を目指すというビジョンがあったのは保守政治家の家系に生まれたDNAがあったからだ。

 残念なのは福田政権になってから、バラマキ政治・官僚主導にもどろうとしているように見えることだ。安倍元首相も「神経の弱さ」が印象づけられ、今後再び総理大臣、あるいは閣僚になることは難しいだろう。

 日本の政治の問題を理解するに適切な一冊。そしてこの国を変えていくのがいかに難しいか嘆息するのである。

笑えた、泣けた。もっと早く読みたかった。  (2008-02-07)
文章は読みやすく、一気に読める。内容に偏りはない。

単純に「安部=馬鹿」で説明するのは簡単だ。
しかし、それでは得るものがない。
なぜ、そうなってしまったのか?という目線を持てる人にお勧め。

安部晋三。
結局、19年はこの人が主役だった。
官邸崩壊前にこのタイトル・・・。
19年の大晦日に1年を総括するつもりで読んだ。

安部を支える個々人の行動は、合理的であり、必然であった。
それが内閣として集まると、たちまち不可解集団になってしまう。

むしろ小泉政権が、いかに脆く、巧みにあるいは運良く立ち回ったか、が浮き彫りにされる。

徹底して大衆向けのメディア対策をとり、
良くも悪くも強引に、日本を前進させた、小泉内閣。
その強引さの影の部分を、安部が背負わされたようだ。

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