新潮社
グループ:Book
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価格:¥ 570
発売日:2002-06
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カスタマーレビュー ![]()
犬は家族
(2007-10-13)
犬の飼育本には、しっかり躾ないと犬と暮らせないというような本が多くあります。
お手、お座り、チンチンなど、飼い主への服従心の為に生後6ヶ月までに教えるべきとあり、私は大いに疑問を感じていました。
私は待ては教えましたが(車から飛び出さないようにするため)、それ以外は必要ないと思い教えていません。
犬は連れて行ける場所なら何処へでも連れて行き、色々な刺激から犬自身感じることがあるだろうという主義なので
共に暮らす上での躾をしただけのいわゆる“ぼんやり犬”ですが、自分の立場や雰囲気などを間違わずによむ犬に成長しました。
幼犬期に服従心を養わなくとも、犬と楽しく暮らす方法は沢山あると感じます。
この本はまず躾ありきの飼育本の対極にある、満ち足りた犬との暮らしが書かれています。
“人間が犬に要求することに較べれば、犬の要求はほんのわずかのことに過ぎない。
それはささやかな「犬の権利」であり、できるかぎりぼくたちはそれに応じてあげるべきだ”
犬を愛し、彼らから愛される藤門さんの一言には重みがあります。
犬は兵隊ではない、心の通う友
(2007-08-13)
家で飼っている1歳になるラブラドールの反抗期がとても大変で
周囲の人々から、『犬を、しばらく「しつけ」の学校に預けたら?そうしたら、犬をどこへでも一緒に連れて行けるよ』・・・と言われたとき私の中で強い反発があった。
この本に出会い、私のなかのモヤモヤした気持ちが解消した。
専門的な研究に基づく学術的な本ではないことは確かだ。
しかし、筆者の犬に対する強い愛情と、迷いのない一貫した態度で物事を見つめるまなざしからくる発言にはとても説得力がある。
多くの、専門的な知識を身につけたいわけではさらさらなく、犬についてよくわからないことがまだ多くあると感じているが本を見てもよくわからない
結果、曖昧な態度で犬を甘やかすことしかできず犬がわがままになって困った、しかし犬を厳格な他人に預けて訓練という名のオリに入れるには抵抗がある
犬との基本的な関係を築くシンプルな方法をわかりやすい言葉で知りたい、よいドッグフードを探している、獣医に関してギモンを感じることが度々あった・・・・
といった一般の飼い主たちにとっては、同じ目線から経験を踏まえた答えをくれる、とても素晴らしい本だと思う。
わたしは3回読んだ後、今まで迷っていた犬に対する態度が少し変わった。
私の態度が変わるに準じて、わたしの犬の態度も明らかに変わってきている。
犬と心が通う、ということが、この本を読む前と後では、実感が違う。
犬の個性を尊重したい気持ちが強く、のんびりと幸せな日々を愛犬と過ごしたい人には心からオススメしたい本です。
ぼんやりしているのは筆者の知能ではないか
(2005-10-29)
多くの犬を飼ってきた経験と、書物で得た知識から出てくる
結論がごちゃ混ぜになっているので、まじめに読もうとすると
非常にひっかかる場所が多く、読みにくい。
また、知識自体も専門的な物はなさそうで、
一般人の守備範囲の書物から得ているとしか思えない。
犬関係の書物を何冊も読んだ人なら
どこかで読んだ事柄ばかりである。
このような書物は、一言で言えば
「俗説を衣替えする」作業で、本当らしいウソがまた増えるだけだろう。
犬について考える類の書物を少しでも読んだことがあるなら
この本から得られる物は少ないと思います。なぜなら一番重要なはずの「経験の結晶」が「ぼんやり」しているからです。
そういうわけで二つ星にしました。
著者と暮らしている犬たちが幸せなのだけは間違いない。
(2005-06-24)
すばらしい本だ。みんな絶対読んでください!
とは言いにくい。
著者の個人的意見を押し付けられている感じが
最初から最後までぬぐえなかった。
書かれていることは、一面から見ると本当に正しいし、
違う側面から見ると「そんなことは無い!」と反論したくなる部分も多々ある。
もしかしたら著者の恵まれた環境に嫉妬するからかもしれない。
どうしても環境が違うので住宅街で犬と暮らしている人にはそのままは当てはめられない。
それに、中・大型犬3匹と暮らすということは、小型・中型犬1匹だけと
暮らすということとはかなり違うことなのだろうから、仕方ない。
ただし、この著者の一番すごいところは自分で調べ、考え、一貫性のある育て方をしているところだ。
まったく同じようにすることはできないかもしれないが、自分も同じだけ犬のことを考えて育てたい。
色々な視点を持ちたい方、意見が違ってもいったん受け止められるおおらかな人は
ひとつの発見をすることができると思う。
飼い主もぼんやりゆったり生きていこう
(2005-03-24)
筆者が過去飼った30頭もの犬のいろいろな飼育経験を通じて、「シッポのある天使」である
犬が犬であるために、今の訓練主義的な飼い方でなく、もっとのんびりゆったり
犬と暮らすことをお勧めする本。
筆者のお勧めは温和な大型犬だけど、実際飼う人それぞれに合った犬を飼えばいい。
家庭犬なんだから『訓練』ではなく、『しつけ』をすればいい。
と、犬も人間も幸せになる飼い方を提案(筆者は北海道在住なので、全部は鵜呑みに
できないけれど)。
もっとも、そのためにはまずどんな犬を選び、子犬時代にどんな体験をさせ、人間と犬が
どう付き合えばいいのか。そして獣医やドッグフードとの関わり方、歳をとった犬との
付き合い方をどうするのか。様々な場面を筆者の体験を通じてつづっていく。
健康優良な犬の話だけでなく、あちこちから引き取った問題犬の悲しい話もあって、犬を
こうやって育てたらかわいそう、という反面教師的な話も随所にある。
今犬を飼っている人も、これから飼う人もぜひ一度読んでみて欲しい本。
すべての問題に答えがあるわけではないので、犬の飼育マニュアルみたいに一問一答を
欲している人にはオススメできません。
これから犬とゆったり生きていこうと考えている人にオススメです。




