新潮社
グループ:Book
ランキング:30820
価格:¥ 540
ポイント:5 pt
発売日:2008-01-29
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カスタマーレビュー ![]()
ちょっと退屈・・・
(2008-09-16)
評価を下げて申し訳ないのですが、私には合わなかったようです。
なんというか、全体的に退屈でした。主人公の男の子(ちょい悪)が小さいな村で老婆と会い、段々心を動かされていく、というストーりーですが、内容のほとんどが彼と老婆の触れ合いで、正直退屈でした。
乃波あさの作品は今まで何冊か読ませて頂き、とても面白かったので、評価の高いこの作品に期待していたのですが、残念です。
恐らく私みたいなミステリー/ホラー好きには、こういう心が温まるような話は向いていないのでしょう。
生きることの原点はどこに
(2008-07-22)
「ふわふわと漂っていて、いつかパチンと弾けてしまうしゃぼん玉」のような生きかたをしている若者がここは四国だと思いこんだ宮崎県椎葉村に迷い込んで、そこでしっかり根を張った人々と接したとき、彼は変わっていった。彼を変えたのは何であったのか。「平家を追っかけて源氏がやって来て、戦にもならず、仲良く暮らしたのはここ(椎葉)だけじゃ」という言葉(p.121)にそのヒントが隠れています。すなわちこの本の主役は椎葉という土地とそこに住む人々です。圧倒的な自然が持つ包容力とそれが与える恵みを糧に生きていると人間本来の生き方に戻っていくということを訴えていると思います。私も椎葉に行ったことがありますが、日本人の生き方のルーツのようなものがあると感じました。乃南さんも同じような思いをもたれたのではないでしょうか。主人公の若者はそこで自分の行くべき道を見つけたということです。乃南さんは細かく取材したらしく、椎葉の人々の生活、食べもの、言葉を正確に描写しています。椎葉に行って、山で暮らす人々と話してみると、この物語は本当にありそうなことだということが分かるでしょう。
最高です
(2008-07-09)
女刑事音道シリーズも好きですが、この作品は特別感動しました。どう表現すればいいのかが思い浮かばず、「これいい!!」とその一言で友人に勧めました。即日読んだその友人も「電車の中で泣いてしまった!」。しかし、決してお涙頂戴ものではなく、人の心の奥にある闇を探り出し、また一方では(あるいはそれ故)皆安息を求めているということを気付かせてくれました。
くいしんぼうがきっかけで
(2008-06-19)
きっかけは、新聞のコラム(山本さんちの台所)でした。
素朴だけれど、食べたくなるような献立がたくさん出てきて
しかも、そのごはんで人が立ち直る。
野菜や豆腐といった、素朴な食材での料理がとてもおいしそうでした。
確かに、こんなごはんを食べていればまともにもなるなぁ、と思います。
また、ごはんとともに、主人公の焦りや恐怖、立ち直りたいという心がとても迫ってくる作品です。
くいしんぼうがきっかけで出会った本ですが、自分が食いしん坊でよかったなと思ってます。
じわじわ〜っときました。泣けました。
(2008-05-17)
乃南アサさんの小説は何冊か読んだことがありました。
人間に対する観察眼は素晴らしいものがあるとずっと思ってきました。
一言で言えば、破滅の人生を送りつつあった若者が再生する話・・・なのですが、田舎の舞台装置が良すぎて、じーんとくることしばしばでした。
今さえ良ければいい、と刹那的に毎日を送っている若い世代の人に読んでもらえたら・・・・




