新潮社
グループ:Book
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価格:¥ 420
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発売日:1988-11
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カスタマーレビュー ![]()
旨いものを食べたいなら、ぜひ一読を勧めます。
(2008-05-31)
池波正太郎の、食事に関するエッセイが大好きだ。
この本もとてもいい。
きちんとした仕事をする人を、暖かい目で見て、きちんと評価する。
味わいについては、ぐだぐだ言わない。基本的に「旨い」というだけで。
今のテレビにおける味わいの解説っぷりとは、まったく違う。
それでも、筆者が「旨い」というものは、食べに行きたくなる。
本人の絵も見ることが出来て、それがうまくは無いとは思うのだけど、いい味が出ている。
また、暇なときに、何か食べたいときに、ぱらぱら見る本だと思う。
これこそ決定版。
(2008-01-23)
著者の「食」エッセイで最も優れた本ではないでしょうか?「食卓の情景」のように目が廻るくらいの店の思い出話も良いのですが、20ちょっとのお店の紹介とそれにまつわる自身の思い出話が粋で素晴らしい。この歳になって店名も場所も知っているのに、今まで一店も行ったことが無いのが恥ずかしかった。神田界隈で5年間も働いていたのに・・・。竹むら、まつや、万惣、新富寿し、たいめいけん、煉瓦亭、東京に戻ったら是非行ってみたいと思った。札幌にイノダの喫茶店があるのが判って嬉しかった。早速行ってみようと思う。
池波氏、このときすでに体調が思わしくなかったのか?「歳のせい」で食が落ちていることを書いているが、まだ50歳後半だろう?もう少し体に気配りされていればと思う。残念だなぁ。
各料理のカラー写真とお店の住所が丁寧に載っているのには驚いた。素晴らしい出版社の心意気である。
「食」を通して描かれる池波氏と昭和の人々の艶やかな生き様
(2007-08-04)
この書を、単なるグルメ本と期待していたら、肩透かしを食らいます。
食についての拘りについて当世随一であった池波氏が出会った食べ物、
店、そして人々。それらが、池波氏の鮮やかな筆致で、生き生きと
描かれており、読むにつれ、その店・人、それぞれの情景が目に浮かぶ
ようでした。いかに、心が豊かで、落ち着いた時が流れていたのかを
しみじみと感じ入りました。
懐かしい昭和の時代を匂いを感じつつ、優れた日本語のエッセイを
読むことの出来る幸せを、かみしめながら、味わえる、ライトで
秀逸な本ではないでしょうか。
思い出の味
(2007-02-24)
1984年に出た単行本の文庫化。
池波正太郎を読むのは初めてであり、期待して読み始めたが、案外な出来であった。 幼少時から最近までの、お気に入りの店や記憶に残っている食べ物について書かれたエッセイなのだが、いまいち物足りない。というのも、描かれている食べ物の美味しさが伝わってこないのだ。これは食べ物エッセイとしては致命的だろう。
それから、思い出話が独りよがりで自己完結的。
ただ、個性的な人に筆が及ぶと、俄然、面白くなる。松鮨の頑固な店主とか、資生堂パーラーの少年ウェイターとの友情とか。エピソードに人情味があり、人物も生き生きとしている。なるほど、池波正太郎の魅力はこのあたりにあるのかと確認させられた。
昭和を感じる一冊
(2006-07-23)
池波先生の行きつけのお店は、本を読んでみるといってみたいお店になります。
特に気になったのは「どんどん焼き」。
これは縁日などに出る屋台のなつかしの味のようですが、もんじゃや お好み焼きと違った食品(巻頭にカラー写真あり)。
ノスタルジック昭和を今の方にも感じてもらえる一冊です。




