新潮社
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価格:¥ 780
発売日:1973-05
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カスタマーレビュー ![]()
「赤心ヲ推シテ他人ノ腹中二置ク」(本文から)
(2008-10-14)
「人蕩し」を知りたくて手にした本。
秀吉はその天才として描かれている。
赤心、律儀、さらには「愛」。
戦国時代の社会の変化、戦い方の技術革新、
信長を始め登場する人物の個性のゆたかさ。
大いに楽しめる。
上巻は竹中半兵衛の死で、下巻につづく。
何とも美しくしい。
豊臣秀吉の絶頂期
(2007-11-07)
豊臣秀吉が有史上の英雄になりえているのは彼自身の才能と織田信長の存在があったからだと思います。織田信長ほど効率化を徹底し無駄を省いた武将は世界史上いないのではないでしょうか?著者が何かの本に記していましたが私も、織田信長が本能寺で死ななければ、日本の歴史は大きく変わっていたと思います。その後を受けた秀吉は信長に鍛えられた千里眼と自らの才能とで日本統一を成功させていきます。本書は上下巻で秀吉が生まれた時から太閤になるまでの昇り竜がごとく出世していった時代を記したもので読んでいて非常にワクワクするものです。秀吉の悲劇は太閤になった後に起きるのですが、その部分も含めて読みたかったですね。
秀吉はかなりの【人蕩しの天才】
(2006-11-06)
秀吉の生き様、アッパレです。
ダテに【人蕩しの天才】じゃありません。
人の心が分かる・・・・・それまでの武将たちには持ち合わせていなかった「徳」がある。
そして自分の力を出し惜しみせず、信長に仕える。
竹中半兵衛が、自ら志願して秀吉の与力になった気持ちも分かります。
黒田官兵衛がその知力を十分に発揮できたのも分かります。
そういう、人の才能をうまく使いこなせる力と知略を併せ持った商人的な考えをもった武将。
という感じがしました。
この本は小学生か中学生の頃に読んでおきたかったな・・・・と思います。
今読んでも十分すぎるほど面白いのですが、
もっと多感な時期に秀吉の生き様を知っておきたかったな。
教科書に出てくる程度の知識ではなくて、「人間的魅力」に力を注いでいる1冊とみました。
信長をはじめ、当時の大名たちの多くが大名の子として生まれ、
当然のごとく先祖代々の家来というものがいたし、
彼らはみなそういう忠誠な譜代衆を土台にし、それを中心にして仕事をしてきました。
でも、秀吉にはそれがいません。
元来が野の涯からひとりで出てきた男であり、先祖代々の直参の者などはなく、
氏も素性もなく、ないどころか己一人の口が干上がりそうになっていた浮浪人のあがりです。
蜂須賀小六や信長に仕えたからこそ、自分の才能を発揮できたんでしょうね。
信長から多大に学び、信長に欠けていたものを補い、
自分の持ち味を最大限に発揮して、天下をとった豊臣秀吉。
露と置き露と消えぬるわが身かな 浪華のことは夢のまた夢
心理戦の第一人者ともいえると思います。
それも暗いイメージがなく、明るくカラッとしているから読んでいて重苦しくない。
それが豊臣秀吉なんですね。
本当に面白かったです。
信長の草履取り時代から、中国征伐(前半)まで
(2006-04-25)
上巻では商人時代から今川家から織田家時代、織田家での活躍、そして中国征伐の途中までが描かれています。
一番印象に残っているのは美濃攻め。普通の武将が合戦を重ねて領地を拡大していくのに、藤吉郎(秀吉)の違うところなんだと思った。こんな人物だからこそ天下統一ができたのではないかと思います。
農民の出身から出世して最後には天下統一を果たした豊臣秀吉に興味がある人には是非読んで欲しいです。
さあ、下巻では中国征伐の後半、そして本能寺の変が起こり物語は盛り上がって気ます。下巻も目が離せません。
秀吉の成り上がってゆく先を描く
(2005-09-07)
司馬遼太郎の描く豊臣秀吉です。
上巻では、大変だった子ども時代から、毛利との戦いの時期までを描いています。
特に子ども時代から信長に召し抱えられるまでは抜群に面白い。
「猿の魅力」がまさにそうだったであろうと頷かざるを得ない説得力があります。
秀吉は好きではありませんでしたが、とても共感できる部分が多い作品でした。




