小学館
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発売日:2005-02-26
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カスタマーレビュー ![]()
なぜ犬を「イヌ」と言うのか
(2006-03-16)
語源を知りたい時、あれこれ調べまわるのは大変だ。このように一冊にまとめてくれていると、ありがたい。どれが正しいかは分からないものの、自分なりに納得できる説をとればいいのだろう。
例えば、『広辞苑』で「ほととぎす」の語源を調べてみると、(鳴き声による名か。スは鳥を表す接尾語)とある。
本書で確認すると、(1)鳴き声から〈東雅他19書〉。ホトトナキヲス(鳴雄)の義。(2)ホトトキス(火時鳥)の義。(3)梵語から。以上の三説を挙げているが、第1説が納得いく。(参考)としての万葉歌「名告り鳴くなる保登等芸須(ホトトギス)」の用例からも、鳴き声から来ていると言える。
次に「いぬ(犬・狗)」の語源は諸説紛々としている。(1)鳴声からワンワンのワがイに転じたか。(2)外来語か。あるいはイナル(ウナル)の語幹イナの転か。(3)遠くからでも飼い主のもとへイヌル意。(4)イは、イへ(家)の約音エの転。ヌは助詞。(5)イヌル、即ち家に寝る義。(6)イネヌ(寝)の意。(7)イヌは犬、エヌは犬の子で区別するのが正しいが混同している。(8)古語のエヌから転じ、エヌは「犬」の別音Yenである。 これでは全くお手挙げだ。いろんな見方があるものだと感心しながら、楽しく眺めているしかない。「犬よ、なぜにお前はイヌなのか」と犬に聞きたくなる(雅)
画期的な語源大辞典
(2006-03-09)
日本語の語源だけに特化した書籍はあまりありませんでしたが、
この本は収録数も膨大で、しかも諸説が有る場合はそれぞれを明記
してあり、読者への配慮も万全だと思います。価格の面から考えて
みても座右の書とするに非常に貴重な語源辞典だと思います。
専門性の高い辞書
(2006-02-23)
3点にしたのは誰でもに薦められる辞書ではないから。
小学館は『日本国語大辞典』という
僕が知る限り書店で買える最大の国語辞典を出しているんだけど、
その語源欄だけを抜き出して編集したような辞書。
他の方のレビューにもあるとおり、
諸説を併記しているので
学問的には失敗が少ないというか「正しい」。
けれどもその分「なるほど!」という
驚きがうまれにくいので
例えば英語などの語源辞書と
同じレベルのものを期待すると肩すかしを食う。
また、トリビア/学習用にもちょっとどうだろう、
使いにくいのではないか。
それでも、中型以上の国語辞典にも
単語の語源が書かれていないという状況を改善する
大きな助けであることは間違いない。
日本語/教育関係の職業についていたり
日本語での読書量が極めて多い方なら興味深く読めような気がする。
値段も6,000円以上するのだから
書店で一度読んでみてはどうだろうか。
諸説を紹介し、独断による選択を避けた良書。
(2005-11-05)
冒頭の「刊行の言葉」において、日本語における語源研究が欧米のそれに比べて非常に遅れていることが述べられている。
また、「語源研究の歴史」では、日本での語源研究がどのように起こり、変遷し、今どのような状況にあるのかも解説されている。
この二項を読めば、私たちがすんなり納得できるような語源は現段階ではほとんど確立していないことが分かる。
それを踏まえた上で、本書では八百を超える文献を参照し、それぞれの語に「語源説」として紹介している。
確かに、読んでみて「へぇ」と思わせるような記述は少ないし、言語学をかじったことのない人には少々専門的過ぎると感じられるかもしれない。よって、「雑学」や「トリビア」を期待している人にはあまりお勧めできない。
しかしながら、古今の語源に関する研究を集大成し、本書を今後の語源研究の出発点たらしめんとした製作意図は十分に反映されている。不確定要素をあえて残し、現在の語源研究のありのままを結集した良書と言えよう。
・∀・)ふんふん
(2005-03-15)
「日本語源大辞典」買いました。
全部を読むのは無理ですが、手にとって眺めてみた感想を書きます。
まず、この本は日本語の意味とと其の語源を紹介している。
大容量で6000語収録しているのが売り。書いてある内容の信憑性はよく分からない。「正しそう」の域を超えないがこれは自分の問題でした。^−^;;
欠点は例文がないこと。
日本語をよく知らない小生としては例文がないと困ります。
語源辞典であって国語辞典ではないってことでしょうか・・
其の点のパフォーマンス不足が気になったので星一個減点しました。
以上簡単ながら感想を述べした。
今はやりの「トリビアの・・・」のネタ本になりそうな気配がしますが
一家に一冊置いて、知的な生活をしてみてはいかがですか??




