集英社
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カスタマーレビュー ![]()
そんじょそこいらの金儲け・エセ風水師とはワケが違う!
(2007-05-03)
私は20代の10年間のほとんどを、香港という街とその文化を探求することに費やしたような人間です。
香港人の友達に囲まれ、広東語と英語で会話し、返還前の香港の街を歩き回って過ごしました。
ですから風水も、自然と身近なものとなり、友人の付き添いで、或いは自分自身が診てもらうために、
風水師の先生のオフィスを訪れたこともありました。
香港の街のいたるところに、風水的な意味合いを含んだ建物や場所があり、ガラス張りのカフェは景観のために
そうしているのではなく、風水の為に、龍が通れるように、ガラス張りになっている…というような話が
普通にごろごろしています。
丁度その頃、荒俣先生がある雑誌に風水のことについて 香港取材をされたレポートを発表されていました。
私が友達や友達の家族、風水師の先生に教えてもらって 知っていた知識より、はるかに深い理解と知識が
そのレポートに溢れていました。
(その1部は本書にも載っています。)
風水において、羅盤というものは非常に重要というか…仕事の必需品なのだ、と認識していました。
でも、日本に起きた風水ブームのあのDr.(何ゆえにDr.なのだろうか?)は、
私の知る限り一度たりとも羅盤を手にしてはいませんでした。
方角のことを薀蓄を垂れ流すように話すのですが、肝心の“龍脈”や“気”については
全く触れることは無かったようにも記憶しています。
日本に留学して来ていた香港人の友人も、「ダメよ〜。違うよ〜。」と笑う始末。
これ以上は書くことを控えますが…。
荒俣先生の本は、香港で一般に理解されている風水をきちんと踏まえた上で書かれていると思います。
香港上海銀行、中国銀行のエピソードというか、状況は まさに荒俣先生の書かれている通り、
どっかヘン、便利さという点では利にかなっていないものです。
でも風水的には大きな意味を持っているのですね。
自分も見て歩いていた場所なので、うんうんうなづきながら読み進めました。
実に楽しめる本です。
この本なら、香港人に読ませても大丈夫…ふふふ。
それにしても荒俣先生はスゴイ。
ご自身が巨大な知識の保管庫、のような存在に思えます。
もっともっと、いろいろな事柄について、本を書いていただきたい。
是非読ませていただきたい。
心からそう思います。
風水がまたおもしろくなりました
(2006-09-18)
風水がどういうものかをあまり知らずに風水ブームに乗って
はみたものの、この本を読んでから、もう少しちゃんと風水
について読んでみようかなぁという気になりました。
荒俣先生は、やはり何でも理解して消化してしまわれる方らしく、
そういう意味でも感心いたしました。
香港上海銀行の話も面白かったし、日本の大企業ビルの風水診断
も面白かったです。どの程度、風水を読んでいくと自分なりに楽しめるのか、そんな指針を頂いたかんじです。
まだまだ、面白い話が「出そう」なかんじで、
3冊目の風水先生も出るといいなぁ、と期待をこめて。
この人は人間なのかな?
(2006-05-14)
博学多識などという言葉では言い尽くせない荒俣宏。今度は「風水」。
その辺にあるお金が儲かる風水本とは訳が違う。
香港から始まり、日本国中を飛び回る。特に京都については、
その都市計画は陰陽道と密教は関係していると思っていたが、風水まで入っていたとは知らんかった。
私の住む札幌も風水でみておられるが、あまり知られてはいないが、
札幌は京都を逆にしてつくられた都市です。円山、伏見、すすき野の
南にあるちょっと気がつかないくらいの小さな川は「鴨々川」。
碁盤目になった都市。今のところ、文書記録には捜した限りでは残っていないが、
多分北海道開拓使の時代に、志士として京都で活動した人間がアイデアを
だしたのだろうと思う。
それにしても、後世になって「荒俣宏」を研究テーマに選ぶ学者は大変だろうな〜。
どこまでその知識や興味が飛んでいるのかわからない。
星ひとつ減らしたのは、ちょっとした嫉妬です。悔しいなあ。
風水ねぇ
(2006-03-28)
風水についての3つの文章をまとめたもの。
第一は香港の風水。香港では現在でもビル建設に当たり風水が用いられている。実際にビル設計に携わる風水師を訪れて話を聞くのだが、わかるようなわからないような。
第二は東京にある大企業のビルをいくつも訪れて風水的に良いか悪いか判定していこうというもの。企画的に面白い。各企業の今後の浮沈まで占われているから、現実と付き合わせてみても良いかも。
第三は東京や京都などを風水で読み解くというもの。
風水への入門書としては丁度良い本かも知れない。しかし、荒俣ファンであっても風水には興味ない読者にはちょっとつらい。
まじめに風水を勉強したい人
(2005-03-04)
江戸は風水に基づいて造られたと言われているが、
いま、東京の街を歩いていても、そのようなことを意識することは、
まずないといっていいでしょう。
それが、
香港や沖縄(本書ではあまり触れていないが韓国も)では、
風水が活きている、この現代に。
まじめに風水を勉強したい人には、第二部前編の部分が大変参考になります。
俗な風水のマニュアル本とは、ちと違う




