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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細

佐藤 賢一

集英社

グループ:Book

ランキング:5531

価格:¥ 714

発売日:2003-11

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http://clubks.com/baby/asin/Books/408720216X/

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カスタマーレビュー

「戦争の経済学」も同時にどうぞ  (2008-04-16)
上流社会のスポーツみたいなものだそうです。
あまり死者もでなかったようです。
ただお金がたまると戦争して借金だけが残ってそのたびに徳政令がでたようです。
現在でいうところのごみの問題みたいなもののようです。
2007年にノミネートされていないなら、2008年前半の最優秀経済文庫ではないかと個人的に思っていしまうほどわかりやすい内容の論文と資料の多さ。
「戦争の経済学」をいっしょに読んでいただければきっと戦争というものをより理解できるのではないかと思います。

『英仏百年戦争の実相とケース・スタディ』  (2007-04-01)
 本書の主題は、勿論「英仏百年戦争」である。これを教科書的に示すならば、「1337-1453年にわたり、英仏間に起きた戦争」ということになるが、しかし、「このような認識は果たして実相を示しているのだろうか?」この問いかけと、解釈・解答が、本書の骨格材料になっている。
 著者は『第6回小説すばる新人賞』『第121回直木賞』を受賞した、まだ30代の若手である。しかし、東北大学大学院にて西洋史を専攻するなど、きちんとした基礎を持っている。これらがあいまって、本書の数多くの美点は、形成されていると思われる。
 まず第1に、すっきりした構成にある。先に記した1337-1453年の「百年戦争期間」を読み解くために必要とされる、「前史」から時に沿って書かれているので、追いかけやすいこと。そして、多くの書が歩みを止めてしまう「後史」の次に、きちんと「結論」を持っていることである。結論部を持つということから推測できるように―第2の美点である―、きちんとした論証がなされていることが、挙げられるだろう。さらに―第3―、論の記述表現の良さがある。それは、文章が「こなれていて」非常に読みやすいことと、「セオリー」に則していることである。ここでセオリーというのは、論文のセオリー、しかも玉石混交の「自称論文」溢れる文系タイプのものではなく、理科学論文の意味におけるセオリー、即ち「やたらに"私"などという言葉を使ってはならないこと。受容時に感覚を煽る表現"激増、強権"などを使ってはならないこと」を、ある程度踏まえている点にある。だから、飲み込みやすい。
 これらの先に、百年戦争というサンプルを通じた「国民国家的歴史観の再考」という、本書の主題の核が控えていることも、大きな美点であり、これを踏まえて再読すれば、ケース・スタディができるというわけである。
 参考文献、英仏両王室系図、年譜も勿論付されている。
太鼓判

国民国家イングランドとフランスが誕生するまでを把握できる非常に勉強になる本  (2007-03-17)
まず、読者は40頁に及ぶ詳細な年表(代表的な事件には月日も記されている)と2頁の英仏王家の系図、そして本文中の要所に挿入された数々の地図という、資料の豊富さに圧倒されるだろう。新書版の歴史書では例を見ない程に資料が多い理由は二つ。まず、タイトルから多くの人は本書は1338年から1453年までの百年戦争を扱ったものと思うだろうが、本書は1066年のイングランドのノルマン朝の成立から説き起こし、英仏のほとんどを支配したアンジュー帝国の成立とその瓦解(第一次百年戦争)、我々が教科書で勉強する狭義の(第二次)百年戦争、そして英仏分離後の各々の展開を仏については仏王のフランス統一まで、英については薔薇戦争の終結までという長期間を扱っていること。第二の理由は中世英仏の王家・諸侯の関係があまりに錯綜していること。

本書は日本人には馴染みの薄い英仏中世史を鮮やかに描く歴史ファン向け決定版と評価できる。作者の知識とそれを分かり易く説く力量に感服する。本書のトーンは一貫していて、第二次百年戦争の前半までは、結局のところフランスの封建領主同士の領地獲得・承継戦争であったものが、後半からジャンヌ・ダルク登場に代表される国民国家の意識が芽生えその下での戦争に変貌したこと、その結果および英仏各々の後史を経て、イングランドとフランスという国民国家が完成し、絶対王政の下、英仏飛躍の途が開かれたという史観である。それにしても本書で初めて教わったことはあまりに多い。映画ブレイブハートのエドワード1世がフランス語を使い自分をフランス人と認識していたこと、長年忘れられていたジャンヌを国民的ヒロインとして広報したのはナポレオンであり、ジャンヌが聖人に列せられたのは20世紀である、といったことである。中世英仏の歴史映画のファンにとっては、手放すことのできない歴史書になることは間違いないでしょう。

そして国民国家が誕生した。  (2007-02-25)
英仏百年戦争は、世界史の教科書にゴシック体で記載されていたが、授業で具体的に取り上げられることはなかった思う。本書を読んで、それがどんなものだったのかを初めて学んだのであるが、かなり面白い歴史ドラマになっている。

また、歴史を考える上で注意すべきことの示唆にも富んでいる。ひとつ例を挙げれば、当時、イングランド国王は仏語を話していたのだが、そのような時代の英仏の戦争を、現代の価値観で解釈するのは危険である。著者も、「英仏百年戦争はイギリスとフランスの戦争としても、百年間の戦争としても理解することが出来ない」と述べている。

「英仏百年戦争」と言う名称は、後世の人間が考え出したものなので、この誤解を招く名称にとらわれることなく歴史を学ぶべきだろう。ただ、国民国家形成の過程を知る上で、「英仏百年戦争」は最適のテキストになり得ると思う。

佐藤賢一の代表作と言ってよい  (2006-06-20)
百年戦争について、その前後の歴史的時系列の中で正しく説得的な位置
づけをした上で語った出色の作品。新書というと、ある事柄について全
体的・概要的な知識が得られれば最低ラインをクリアしたことになる
が、この本は更に「目から鱗」「あぁなるほど」という思いをさせてく
れるという点で◎。氏の「双頭の鷲」と「傭兵ピエール」も併せて読ん
で欲しい。

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