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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細

東野 圭吾

講談社

グループ:Book

ランキング:2011

価格:¥ 620

発売日:1999-05

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カスタマーレビュー

読者に推理させるのが売りですが・・・  (2008-11-24)
本作は、ある女性の死を巡り、
自殺に見せかけた殺人に違いないと確信した警察官の兄の執念と、
追い詰められる二人の有力な被疑者、
そして自力救済を許すまじとして立ちはだかるお馴染み加賀刑事の攻防戦を描くものです。

同じ趣旨の「私が彼を殺した」に比べると、
被疑者の数や話のシンプルさゆえ、より真犯人探しは容易であると考えます。

が、個人的に印象深かったのは、謎解きよりも生前の被害者の心理の動き、
募る孤独感と束の間の恋、そして残酷な裏切りと兄への甘えといった描写でした。
結局、哀しくも彼女は二人の被疑者に命を狙われる…。
何か被害者に感情移入させられまくりでした(涙)

本格推理の難しさ  (2008-09-27)
○○(事件のキーとなるもの)に関して、「見せかけはありうる」という前提に立つならば、犯人は男、犯人は女、自殺の三通りともありうるので、「見せかけはない」と前提が置かれているといえる。
また、「共犯はありえない」という前提を覆えすことも可能であるが、これも認めていない。

つまり、『「見せかけがない」「共犯はありえない」という前提で犯人を推理しろ』というのが最後に出された問題である。ただし
・P348で犯人でない方は犯人を推理できてもおかしくない
・加賀はもっと早く犯人を確定できるはずだ
などといった点が気になる。

作者は前提を崩す(実は「ーに見せかけ」の類である)のを連発しながら、クライマックスに至っているにもかかわらず、前提を抑えて推理しろ、というのが読後感の悪さに繋がっている。
メタ的手法の連発が基本である東野圭吾の作品にしては珍しく、最後が本格推理小説仕立てであるが、その成立の難しさを逆説的に表現してしまったのではないだろうか。

目の前の答えに気づけるか  (2008-08-07)
主要人物はたったの5人。
容疑者はそのうちの2人。
今まで読んだ推理小説と異なるのは
読み終わっても誰が犯人かは明かされないこと。

読者は挑戦をされているのです!そう思うとワクワクしました。袋とじ部分に謎を解く鍵(ヒント以上のもの)があるんだけど、絶対、袋とじの解説読まないで答えてやるぅ!って思ってしまいます。確かに、犯人を推理する手がかりは文中にある。自ずと細部まで忘れまいと真剣になってしまいます。推理するのが好きな人には是非読んでもらいたいっ。

そして、、読み終わってみると、最後のほうにあったある一文の隠された意味に驚愕しました。

真犯人究明のために知恵を絞れと作者は怠惰な読者を挑発している!?  (2008-05-10)
 東野圭吾の本格推理小説のなかでも特に有名な『名探偵の掟』において名探偵を笑いものにした作者が、最後まで犯人を明らかにせず読者に推理させることを目論んだこれまた著名なのが本書である。警察官の妹を殺害した容疑者は二人に絞られる。「密室」や「アリバイトリック」といった小細工は盛り込まれていない。単純明快な「フーダニット」の世界だ。事前に読者はそのことを知らされているから、必然的にどちらが真犯人であるのかを究明すべく本書と格闘することを義務付けられている。私も細心の注意を払って読み進めた。手がかりは容易に分かる。おおよその犯人の見当もついた。

 しかし「論理的に」説明することにやや時間を要した。仕方なく巻末に付された「推理の手引き」を紐解くことにした。なにやら禁断の袋とじの体裁に映った。それを読んでようやく「確信」を持つことができた。要するに「逆算」の発想だ。二人の容疑者を一人に絞り込めればいいし、実際に被害者の兄(そして加賀刑事)は犯人を突き止めている。犯人確定のポイントをここで書きたいところではあるが、それは読者自身が味わう楽しみであるからして、述べるのは控えておこう。他のレビューが述べているように、「利き手」にヒントが隠されていることは誰の目にも明らかだから、作者は一応の道筋を与えてくれてはいるのである。あとはそれをもとにどう推論を組み立てるか、である。

 被害者の兄は、時間を見つけては何度も上京して、そして努力に努力を重ね、真犯人がどちらであるのかを突き止めることに成功した。執念の結果だ。こういう作品はたしかに新鮮だった。しかし結局のところ、ヒントはある一点に集中し、やや面白さに欠ける印象があったことも否定できない。とはいえ、自分が「名探偵にはなれない」ことを完全に自覚させられたという意味ではなかなかインパクトがあった。難易度が増した『私が彼を殺した』にも挑戦したい。

スッキリしなかった  (2008-04-04)
 決して面白くないわけではなかったのですが、どこかスッキリしなかったです。

 スッキリしなくても「良かった」「面白かった」と思える作品は少ないですが、本作品に関して言うとそうではありませんでした。

 東野作品が好きでよく読む人は読むべきだと思いますが、そうではなくて「面白い推理小説を探している」という人にはあまりお勧めしないです。

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