講談社
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発売日:2001-04
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カスタマーレビュー ![]()
映画の方がイイかも?
(2004-05-09)
アメリカと日本と言う文化背景も、医療技術も違う2つの国で、「うつ病」を一緒くたに考えるのは、ちょっと危険かもしれません。
ただ、筆者の言葉はすごみがあり、危機感に溢れ、行間からも辛さが伝わって来るようです。
映画も作られていますが、かえって映画の方が一般的により多くの人に受け入れられるのではないかと思います。
読んだ後の感想は、正直な所、「ちょっと日本ではここまでは・・・」と絶句する場面も多かったです。
ちょっと心配なのは、この本で「間違ったうつ病の知識」が広まるんじゃないか?と危惧しないでもないですけど。
非定型うつ病の酷さ
(2004-03-03)
がうまく表現されていると思った。世間は境界例(厳密には作者は「非定型うつ病」)という症状をただの困った人達と思い込む。母親との関係が深刻な小さい頃からの脳の感情障害だ。目に見えない脳の激しいアップダウンのつらさをわかるのは、経験のある本人だけだ。私自身、あれこれ服薬をして精神科にも通院している。親族に自殺者もいる。母親は入院歴がある。深刻な病です。明確に外から見てわかる病気でないからこそ、どんどん周囲からの非難を受けて誤解されて悪化して最後には追い詰められて「死」しかなくなる。そこからなんとか逃れることに、すべてをそそぐ必死の毎日。プラス思考の本なんて何の意味もなくなる恐怖。医者にも通わない服薬もしないで「鬱病です」「境界例です」という人々には是非中途半端な気持ち無しで読んでほしい本です。「依存」や「逃避」ではなく、本人は必死に戦っているという事実、これを世の中の人に少しでも伝わってほしい、信頼できる精神科医に出会ってほしい、そう願ってやみません。この作者はいくらなんでもわがまますぎるとは思いましたが・・・・
偏見を持たず『普通?』の人も読むと世界が広がります!
(2004-02-27)
うつ病の私はこの本を読みながら著者に共感できる所とできないところをみることが出来ました。そう思えるという事は自分の状態を冷静に見ることができる事につながった様な気がします。『依存』せず、ゆっくりと自分なりの脱出口を見つけたいと思います。すらすらと読みやすい文章なのに、ぐいぐいと心が引っ張られる文章なので読む価値大です!
「うつ」の様々な形の1つとして・・・
(2004-02-06)
映画を見て、もっと詳細を知りたくなり本を手にしました。うつになると大抵「何が原因なの?何があったの?」と人は聞く。そして「気持ちの持ち様だよ。気を強く持って!。」などと言われる。私自身、考えても考えても明確な理由が分からず、胃潰瘍とか骨折とか、もしくはひどくなって入院とか、目に見えて人に分かってもらえるものの方がよっぽど楽かもしれない・・・と何度考えたことか。故に「どうしてこんなに理由もなく落ち込むの?」という筆者の叫びが痛いほど伝わってきました。
苦しみに共感した分、回復に向かう彼女に「うつ病は自分の欠点を説明するための都合のいい手段だった」「うつ病が心の逃げ場になっていた」と言われるのに反感を感じる人も中にはいるかもしれない。でもそれは『生』と『死』の中間で自分らしく生きること、そして、うつ状態とうまく付き合っていく上で、「依存症」にならないための心構えとして受け止められたらいいと感じました。
うつ病という辛い病気の実態、心の叫び・寂しさへの共感の他、うつ病にも種類があることなど、さまざまな角度から「うつ」という病気をみられるいい本だと思いました。この病に苦しむ方・ご家族以外の方にも、偏見を持たず読んで知ってもらいたい内容だと思います。
SSRIに捧ぐ。
(2004-01-17)
アメリカでは、スーパーでも買える「プロザック」。気分転換に使用するヒトも居ますね。ネットでも買えますが、処方の量は個人差があるので、避けた方が無難。効くヒトもいますが、効かないヒトも居るのが現実です。「・・・絶対に多幸感が得られます」は嘘です。SSRIは「ルボックス/デプロメール」「パクシル」、SNRIの「トレドミン」。日本ではこんなトコですか。同じSSRIでもプロザックとは別物です。フルボキサミンはダウン(鎮静)系。パクシルは(若干)アップ系。この本は、「プロザック」(フルオキセチン)の認可が下りなかったない日本では価値も半減。精神的健常者にはまったく、「?」です。お薦めできません。自身も、SSRI、SNRI、三環系、四環系、炭酸リチウムを経験しております。立ち直った後、もう一度読むつもりです。




