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多機能orコンパクト タイプで選ぶ 抱っこひも特集:ベルーナたまひよの内祝い

アイテム詳細

杉山 登志郎

学習研究社

グループ:Book

ランキング:7042

価格:¥ 1,785

ポイント:17 pt

発売日:2007-04

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http://clubks.com/baby/asin/Books/4054033652/

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カスタマーレビュー

良書! 専門的知見も得られる。  (2008-08-23)
 当欄の評価が高く、興味を強く惹かれたので、高額ですがハードルを越えました^^。

 良書でした!

 専門家向けに書かれている側面があるゆえ、専門用語に論文の簡単な引用等がありますが、
すっきりした文章である為か、まったく問題なし!
むしろ医学的根拠を示して戴いて、理解が進む。

 杉山氏は他著作でこんな事を書いていらっしゃいました;

 「すべての子どもに欠かす事のできない事!
(1)愛着者からの肯定感と(2)それを前提として築かれる自尊感情。」

 本当にその通り!だと思います。

 その中である歴史家のこんな言葉も引用なさっていました;

 「文明の発達、人間社会の発展とは、人が自分の責めに追わない事で苦労をしないですむ事」

 同感しました。

 自分の子どもに肯定感を与えやれる、その約束が出来る人だけに子どもを持って欲しい、
と強く思いました。

見晴らしの良い場所  (2008-07-02)
 著者の杉山登志郎は、医師としてキャリアを積んだのち、発達障害を専門とする研究をかさね、自らはユング派の教育分析をうけてきたという興味深い人物である。本書はたった182頁の薄い本だが、そこにはこの10年で10倍以上の通告件数がよせられるようになった子ども虐待の世界が、やさしい表現で包括的に呈示されている。
 本書の特徴は、タイトルにあるように、被虐待児を、第一の古典的発達障害(精神遅滞、肢体不自由)、第二の自閉症症候群、第三の軽度発達障害(学習障害、注意欠陥多動性障害)に次ぐ、第四の発達障害ととらえているところにある。
 その世界を丁寧に描くために、前半の6章で、反応性愛着障害、解離、高機能広汎性発達障害、多動性行動障害、解離性同一性障害や複雑性PTSDなど、多彩な症状を、著者の勤務先である小児センターでみた674名もの子ども虐待の症例から、具体的に解き明かす。こうした虐待の結果として、第7章で明らかにされる「子ども虐待が脳に及ぼす影響」は、因果関係はともかく、その深刻さを如実に示すものであろう。そうした深刻な状況をケアするために、どのような心理アセスメントを行い、ケア体制を整え、家族も含めたケアを行うのかを取り扱うのが後半の3章であり、最後に、それでも希望がもてる根拠を「レジリアンシー(復元力)」研究に見出している。
 どことは具体的には書かないが、著者がやんわりと、あるいはさらりと書いてある所にこそ、現場ではクリティカル(危機的)だったのだろうと想われる個所があり、この著者の懐の深い力量と、それゆえのバランスの良さが伺える。
 私自身は、それでも、多分に器質的な側面も強い他の3つの発達障害に、人為的な側面も強い子ども(被)虐待を並べるのにはやや違和感を覚えるが、その内容の広さと深さ、丁寧さと具体性は、この領域の書籍の中でも群を抜いている。強く推薦したい次第である。

謎が解けた  (2007-09-01)
 謎が解けた。レビュアーが関わった中で、ただ一人理解できなかった児童がいた。性的虐待を受け、解離症状を示し、極端な情緒の変化と前頭葉の萎縮、この本の中で記載されている全ての症状が現れていた。レビュアーは、その子が統合失調症圏に属すると判断し、嘱託医に委ねた。信じられないほどの量の抗精神薬が投与されたが、回復したかどうか、現時点でも判然としない。フロイトの「ヒステリーの病因」を再評価する時期が近づいているようだ。

一生涯に及ぶ影響を与える虐待  (2007-07-07)
衝撃的な内容であった。
子どもに関係する仕事や立場にある人には是非読んでもらいたい書である。

最近、マスコミでも子どもへの虐待が話題に上がることが多いし、虐待が子どもの脳や精神に及ぼす影響ということも少しは聞いていた。
しかし、これほど大きな影響を残すとは。
虐待の影響は精神的・心理的なものに留まらず、脳に器質的なダメージをここまで与えるとは驚きであった。幼児期にダメージを受けた脳はそうそう簡単に回復しない。
その機能不全は発達障害を持つ子どもよりも大きいというのは初耳であった(著者も断っているように発達障害があるから虐待されやすいという側面もあろうが)。

そして、日本の被虐待児ケアの貧困さも相当なものである。
昭和30年代から大差ないこの状況は著者が言う如く、社会的な虐待と言ってもよいだろう。
それでも著者も勤める病院のように少しずつ、専門的な被虐待児ケアが進んできているのは微力ではあるが、一筋の光明ではなかろうか。

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