アスキー・メディアワークス
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発売日:2008-07-10
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カスタマーレビュー ![]()
海星編の集結と新たな展開
(2008-07-24)
長かった海星編も、とうとう9巻にて終結しました。
後書きで、タイトルにも付けられている9にちなみ、9巻には大きな山場がはまってくれればと、作者の葉山さんが語られていたとおり、この海星編は大きな転換期の様な位置づけになっと思えます。
この9Sと言う物語は、各所に伏線が張られ、その巻にて回収されるモノもあれば、次巻以降に回収されるものもあり、さらには最初から張られてた伏線が最後まで続くのもあるでしょう。
この9巻においても、いくつかの伏線が新たに張られたり、回収されたりしました。
舞台を去らなければならない登場人物は去り、新たな関係を築いた人たちがいました。風間(ファーストとサード)、マモンの今後もそうですが、その中でも由宇と闘真の関係が、一番の展開を見せました。
今後の展開は、その二人の過去と存在についての物語が中心になっていくのでしょうね。それはつまり、真目と峰島家との因縁など、9Sの根幹に繋がる伏線の回収に向かって物語りが動くと言うわけですが、この海星編がそのきっかけになっているのが、物語の妙となっている点で見逃せません。
まあ、深海2200メートルから脱出する際の方法とか、ちょっと無理っぽい感じもありましたが、逆転に継ぐ逆転の展開は、やはり9Sっぽくて良かったと思います。
これからの9Sも、見逃せません。
一区切り
(2008-07-18)
異能バトルアクションものって本当に駄作と失敗作ばかりで、そもそも何でこんなジャンルがあるのかさえ意味不明になりつつありますが、そんな中で9Sは稀少な成功例だと思います。特異な出自と能力を持った普段はヘタレな主人公がヒロインをアレされたりして本気になるとえらいことに、みたいな基本プロットは一緒でも、この作者の場合はそんなステロタイプで終わらせず、SF志向を中心とした多くのアイディアを毎回ぎっしり盛り込むこととダイナミックな展開で読者を楽しませてくれます。逆説的に言うと最もそのジャンルらしくない作品が、それ故にこそ、そのシャンルを代表するシリーズになってるんですね。
さてVIIとVIIIの間の一時期作者が体調を崩したせいか、VIIIとIXでは心無しか以前の筆勢が衰えている気がしますが、海星編の完結巻となったIXはそれでもやっぱり面白かったです。海星編で主要な役割を演じた幾人かが最期を迎え、闘真と由宇の関係がまた少し変化し、9S世界のモンテギューとキャピュレットたる夏目家と峰島家の間の物語もまた少し進みかける。次の展開が楽しみ、楽しみ。
決着、だが――
(2008-07-14)
黒川達の策略によって深海に閉じ込められる形になったADEMの面々。更なる手を打つ黒川に伊達はどうするのか? そしてフリーダムから脱出を試みる由宇と闘真。しかし停電をきっかけに由宇は闘真の前から消えてしまう。由宇を捜す為、移動する闘真。そこで不思議な現象に気付く。しかもフリーダム内にはベルゼブル達がいて――。そして海上、ある空母に「あの男」が現れる。
対海星編、ついに終わりを迎えます。今回の話は非常に構成がよく、様々な場所での戦闘場面にとぶにも関わらずすんなりと読めました。また突然はいる比良見で麻耶が見る光景は前半では浮いているのですが、物語の後半に進むにつれそれがいかに重要なことなのか分かります。
次の巻から新しい展開に。闘真と由宇が戦うことになるであろうその理由の手がかりが出てきたことから、おそらくこの物語全体に関わる話になるだろうと予測できます。タイトルに使われている数字の9巻ということで、あとがきにはタイトルについても触れています。それだけこの巻は大きな節目の役割を持っているように思います。
とはいえ謎は多く残ったまま。関係が変わっていく由宇と闘真。二人はどうなるか、まだまだ目が離せません。
今回山本ヤマトさんの書き下ろしイラストが少ないです。漫画の連載などで忙しい為か口絵のカラーイラストは電撃hpなどで掲載されたものですし、挿絵も少なくまた構図や表情もいつもに比べて……。イラストを楽しみにしている方はがっかりされるかもしれません。
めっちゃ良い('▽')♪♪
(2008-07-14)
待ったかいがあった!
今回の巻で一段落したけど、感想としてはかなり良かったです!! 登場してくるそれぞれの正義感がぶつかり、色々な場所での戦いへと変わる視点、そして、最後にくる読者を良い意味で裏切るかのような展開。
そんなこちらまで伝わって来るかのような臨場感がありました。
しかし、どんどん巻が進んでも、クオリティが失われていないのがすごいです。
まだまだ続くそうなので期待してます。
P.S. 出来ればカラーの絵は書き下ろしの方が…
海星編けっちゃく。
(2008-07-11)
今までの巻とは何となく違うのは、人がグロく殺される事がなかった事かな、それから含みが多過ぎてせっかく決着がついたのに爽快感はない。どうせ読者は、ついてくるからまた今度ねって、感じがする.




