角川書店
グループ:Book
ランキング:147890
価格:¥ 720
発売日:2003-02
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カスタマーレビュー ![]()
藤沢秀行著「野垂れ死に」とともに知った世界
(2008-07-21)
あるときたまたまNHK・TVで「無頼の遺言 棋士・藤沢秀行と妻モト」の最後の10分ほどを目にしたのが、お二人の存在を知ったきっかけ。私は囲碁の「いの字」も知らない全くの素人。
たった10分だったが、私の琴線に触れる何かがあった。
3990円も出してDVDを買った。
その後、無償に「野垂れ死に」を読みたくなった。一気に読んだ。
次に、そして当然のこととして、この本にたどり着いた。
DVDの一場面一場面の背景がよ〜く判った。
一言一言の背景がよ〜く判った。
なぜこれ程に、「秀行」なる人間と、結局「彼と別れなかったモトさん」に惹かれるのか理由が判った。
「普通では考えられない生き方をした2人」「その常軌を逸した2人の生き様」に、私は惹かれているのだった。
DVDでもこの本でも、モトさんはじつに「飾らない」人だった。
それと同時に、真似の出来ないほど太っ腹な、懐の深い人だった。
この本をよんで、大きなため息が出た。
藤沢秀行と妻モト、この2人から、言葉に出来ない「大きな生きる力」を頂いた。
夫婦出版対決!
(2007-05-11)
他の方も書いていますが、この本は藤原秀行氏の著書『野垂れ死に』と
セットで読むと、面白さが倍増します。かぶるエピソードが多いので
二冊目の内容に目新しさを感じなくなる恐れ?は難かもしれませんが、
夫婦それぞれにインタビューして二冊に仕上げたライターが居るのでは?
と邪推したくなるくらい、双方の心境が対照的な文体で綴られていて
飽きさせません。あなたが男か女か、またこの二冊のどちらを先に
読んだかで、印象は変わるかもしれません・・・が、とにかくモトさんは凄い。
希代の碁打ちとして、秀行氏が引退後も囲碁界の長老として健在なのは、
彼女の功績と言っても過言ではありません。
『野垂れ死に』を未読でも、おんなの半世紀として読めば「おしん」以上の
苦難の連続。自分の悩みなぞちっぽけなものに思えること、請け合いです。
「事実は小説よりも奇なり」主婦の鑑(かがみ)、モトさんに乾杯!
誰よりも強かった母ちゃんに乾杯!
(2005-10-10)
私はこの本を読む以前に、
藤沢秀行さん自身が自らの人生を語った「野垂れ死に」という本を
まず先に読んでいました。
そのときに思ったのが、
“この人の人生は本人じゃなく、苦労させられた奥さんの方が
語った方が絶対に本としてはおもしろい”ということ。
で、
奥さんが書いた本もあると知り、すぐさま購入しました。
予想通り、“苦労させられた方の言い分”の方がおもしろい!
古い考え方かもしれないけれど、
ここまでしっかりと夫を支えた奥さんの生き方は
同じ女性として最も尊敬できる生き方だと思えます。
文章の構成は藤沢さんの本の方がまとまりがあり、
読みやすかったような気がしますが、
同じ出来事でも2人の視点・考え方はまったく違っていたりするので
2冊まとめて読むことをおすすめします。
モトさんの生き方に感動
(2005-08-03)
モトさんが乗り越えてきた苦労を思えば、自分の苦労なんてちっぽけなものに思えてしまう。
囲碁のことはよくわからないが、藤沢秀行先生の生き方は、とにかく破天荒。でも、魅力がある。その先生を支えた奥様は、本当にすごい。尊敬します。
秀行先生を遊ばせた妻の掌の大きさ
(2004-02-14)
ぼくはザルですが碁をやりまして、東洋の知恵の正当な継承者であるという自覚も少しはあるのですが、なにせザルですから負けてばかり。しかし、碁が少しでもわかるというのは人生をどれだけ豊かにするのか計り知れません。碁が少しでもわかるということを誇りに思っています。なんて。
そんな碁の世界において、ぼくの永遠のアイドルは藤沢・アル中・秀行先生です。
秀行先生の「厚い」碁に惚れることができただけでも、ぼくは碁の概念が理解できたことがうれしい。
アル中で、棋聖戦防衛の時は地獄の断酒をしていた秀行先生を見られたことは、よくも悪くもアルコールとの付き合い方を教えてくれました。防衛を決めた後、対局場ですぐに酒を呑み始め、日テレ系の深夜特別番組にベロンベロンの状態で出演し、周囲をアゼンとさせたエピシードなんかを思い出させてくれます。
その奥様であるモトお母さんの本が出るとは…。ヤバすぎます。
でも、アル中の夫を再生させる女性の姿のなんと気高さよ。惚れちゃいますね。
特に男女間で悩んでいる女性たちにもお勧め。悩みがいかに小さいかというか、秀行先生を遊ばしているモトさんの掌の大きさに萌え。




