岩波書店
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価格:¥ 819
発売日:2005-06
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カスタマーレビュー ![]()
経済を身につける技術
(2008-04-29)
現役の中高生300人以上から書き込まれた経済のBBSの投稿された
ものをまとめて再構成したものが本書です。
中高生の素朴な疑問を14のコンテンツに分けて各々のコンテンツを
1つの重要なキーワードによって表わして、経済担当の教師と中高生との
双方向性のやりとりによって中高生の理解を深めていくやり方です。
これを書籍化したものです。
例えば帰省ラッシュにおける道路を「希少性」という経済用語を用いて
説明していき、その場合どうすれば渋滞を緩和できるのか?
といいた問題を提示してQ&A方式を繰り返し、地続きの経済的思考を
養う方向へ導いていきます。
それから簡単なアンケートやグラフ、表を使って基本的な経済的知識を
身につくように配慮されています。
経済知識を覚えるというよりもむしろ経済知識を経済用語を覚えていきながら
経済的な思考を身につける技術となっています。
勿論、大人(社会人)が読んでみても十分役立つでしょう。
実際のやりとりをもとにした経済学入門書
(2007-06-14)
小学生〜高校生を対象とした経済学入門書。インターネット上に構築された会員制掲示板(e-教室)による経済学教室(「経済と私」)でのやりとりを再構成したもの。
全16章構成。各章10数ページと簡潔にまとめられている。取り上げられているトピックは、希少性、機会費用、市場・価格、裁定取引、貨幣、所得・財政、企業・起業、比較優位、資源配分・資源分配、為替レート、経済成長、南北問題、等々。
本書の特徴は、著者による一方的な解説ではなく、先生と生徒の間の実際のやりとりをベースにして議論が展開されていく点にあると思う。マンガ形式・会話形式の入門書でしばしば見かける失敗例は、先生と生徒のやりとりがあまりにも予定調和的であるような本だ。そういう本では、生徒は1を聞いただけで10を理解してしまうため、読者が置いてきぼりにされてしまう。本書での生徒の意見の多くは、教える側にとっての理想的な反応からはみ出す部分を必ず含んでいる。そうなると話がトントン拍子には進まないため、先生はあれこれ説明せざるを得ない。それによりかえって様々な概念の中身が見えやすくなっていると思う。
大学の授業よりわかり易かった
(2006-12-07)
大学の一般教養でとった経済の授業はこういうことだったのかなと思った。
平易な言葉でわかりやすく説明してある。
なぜ、大学の講義はあえて抽象的な言葉を羅列していたのかいまさらながら疑問。
電車の中でも読める「経済」書として私は皆さんにお奨めしたいです
ミクロからマクロへ
(2005-10-07)
新聞の経済欄を読むきっかけを与えてくれる新書だと思いました。
現代経済で何が起きていて、何が問題なのかと考える方向に向かわ
せてくれるでしょう。
要望を一つ述べるとすれば、「経済成長」は良いことばかりでない
ということも指摘してもらいたかったです。
つまり経済は環境を無視できなくなったということも言及すれば
なお良かったと思います。
大人もここから入門
(2005-09-14)
あとがきに,「もっともやさしい経済の入門書になった」と書いてあるように,少なくとも今までに読んだ経済の入門書のなかでは破格の読みやすさと言える。しかも,各章の末尾には,「今回学んだ概念」が列記してあり,本書の説明とその概念の教科書や経済学事典などの説明とを比較すればさらによく理解できると思われる。
「復習問題」とその解答もよく考えられており,あとがきで2つめのユニークな特色としている,「やさしいけれど,経済の考え方をしっかり書き込んだ本」の要素のひとつとなっている。
また,最終章の「経済を学ぶと仕合わせになれるか?」は,青少年向けなればこその章でもあろうが,大人にとっても十分に考えを深めるきっかけになる章である。
少々読みにくかった点は,文中の登場者名がちょっと奇抜であること。この点は最後まで違和感が消えなかったが,ジュニア層にはこの方が親しみをもって読めるということかも知れない。
最近の岩波ジュニア新書は,大人が読んでも良書といえる本を連発しているとの評価が高まっているように見受けられ,本家の岩波新書に勝るともとも劣らぬ叢書として注目している。




