岩波書店
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世界青春放浪記―僕が11カ国語を話す理由(わけ) (集英社文庫)
カスタマーレビュー ![]()
簡単に、経験的に書かれた本
(2008-08-29)
12ヶ国語を操り、数学者としても、また大道芸人としても著名な
著者が自らの外国語学習経歴や、経験的に得たよりよい外国語学習法
を著した本。
「外国語能力や商才に特に優れた優秀な民族」と言われる
ユダヤ民族を地でいくような天才であり努力家である著者。
学習中の言語で独り言を言ってみる、わからない単語は辞書を使って調べる、
なるべくネイティブの人と話す努力をする等、筆者の経験から得た学習法には
うなずけられる点が多い。最後には国家や文化の話までに至っており、
筆者が言語学習を通して視野を自ら広げていった経験が垣間見れる。
時間の無駄に厳しい人だからこそ語学もマスターできた
(2007-05-19)
母語も含めて12か国語をマスターしたという筆者の経験をまとめると・・・
《まず,短期間いま勉強している言語に集中するということ。すべてのチャンスを用いてその国の人と話をすること。その言語で独りごとを言うこと。その言語で書かれている本,とりわけ最初のうちは戯曲や探偵小説など,やさしく書かれている文章を読むこと。そのさい,わからない単語は必ず辞書を引いて,自分の単語帳に書くことを通して単語を覚えること。また,単語を丸暗記するのではなく,諺や誌などを覚えること。さらに,教科書は複数使うこと。なるべく早いうちから,英英辞典などその国の言語で書かれている辞書を使うこと。語学教室はいいクラスを積極的に選ぶこと。達成しやすい目標をたてること。》(52頁)
なるほど,実践的なものも含まれ,参考になるが,本書の核心は,そうした勉強時間をどうやって確保するかという「時間活用術」であろう。
筆者は,例えば大人の場合,他の日本人と一緒に飲み食いしても,上司の悪口など意味のないことが多いので,そうした機会は減らすべきである,特に,酒を飲むと時間の無駄であるから,飲む機会はできるだけ少なくすべきであるという。
学生の場合は,運動部に入ると勉強ができなくなるので,運動部には入るべきではない。バイトも,自分の将来に役立つもの以外はすべきではない。無駄な時間を極力省いて,今後の長い人生のために投資(=勉強)すべきだ,というのである。
言うは易く,行なうは難し。ピーター・フランクルは,こうした厳しい自己抑制ができたから,12か国語もマスターできたのであろう。
何といっても不純な動機が大事?
(2007-02-05)
他の書評にある通り、外国語を勉強するときに心がけること、
やってはいけないこと(単語だけ暗記しようとすること等)が
説得力をもって書かれています。今、ドイツ語にチャレンジして
いるので、とてもためになりました。
それにしても、著者自身が書いている通り、外国語を学ぶ動機に
ことごとく女性への関心が関与しているところが面白い。確かに
外国語を話す女性に気に入られるとっておきの方法(というか
唯一の方法)は、その女性の話す言葉を話せるようになること
ですよね。長続きして上達を促す、とてもいい「不純な」動機
だなあ、と思いました。
外国語習得だけじゃない知恵
(2006-05-14)
題名が外国語習得術となっているが、外国語習得以外に記憶術・時間の有効活用・日本語を学ぶこと・国際人になるには、と内容は案外盛り沢山。
他の国々と陸続きで多くの外国人との接触する機会の多いハンガリーと日本とでは、置かれた環境が違うのではと言う面はさておき、語学の達人もやはり努力家であったことがよくわかる。目的を持って楽しく、かつ効率的に学ぶことが大切。
書かれているピーターさんのコツは、
・短期間いま勉強している言葉に集中すること。
・すべてのチャンスを用いてその国の人と話をすること。
・その言語で独り言を言うこと。
・戯曲・探偵小説など、やさしいものがトライ。
・単語は必ず辞書を引いて、自分の単語帳を書くこと。
・教科書を複数使うこと。
・英々字辞書などその国の言語で書かれている辞書を使うこと。
・達成しやすい目標を立てること。
。。。と驚くことでもないかもしれないが、実行している人がうるだろうか?
Bスクール留学経験からもTOEIC・TOEFLで高得点でも不自由なく話せる人は少なかった。この本の様なやり方で学べば違ったかもしれない。これから、語学習得・留学・外資系企業を目指す若い人だけでなく、既にそれを達成している人にも改めて参考になるのではないかと思う。ジュニア書だが、大人が読むのも十分参考になる。これから真の国際人目指しては如何。
希望の光!
(2004-12-24)
絶対無理!と思っていた英語。
そんな私に、もう一度チャレンジしてみたい!と思わせた魅力的な本です。
著者の12ヶ国語の習得術には脱帽です。そんな人、はじめてです。
しかも、好奇心と積極性を大切になど、自由な雰囲気あふれる本でした。




