岩波書店
グループ:Book
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価格:¥ 840
発売日:1993-05
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カスタマーレビュー ![]()
偶像化せずに
(2008-07-13)
『啄木 ローマ字日記』との併読をお勧めする。
すばらしい歌を残した啄木の生身の姿を知った方が、
文学の凄みを感じることが出来る。
ちなみに、『ローマ字日記』には、生活の糧と称して友人に借金し、
その金で女郎買いに出かけるエピソードなども書かれている。
その夜、隣で寝ている女郎の陰部にこぶしを突っ込もうとするような
無茶な話も書かれているので、成人指定にし、
子供の夢は壊さないよう特記したい。
今読んでも、オリジナル。
(2008-04-05)
青春の哀しい抒情と、皮肉っぽい醒めたユーモアが交錯する世界は、今読んでもオリジナル。教科書に載ってる文豪と言うより、繊細で皮肉っぽい《アウトサイダー》という感じ。読まず嫌いしてる人も多いと思うが、これを読まないのは損だと思います。《名作》というより、一種の《異端文学》。それが、この作品の最大の魅力です。
いい友達になれそう
(2008-01-25)
今まで、「啄木?つまんなそー」と思ってました。
ところが読んでみて、今の自分の心情を的確にとらえた歌がたくさんあって驚きました。
短い歌に様々な思いが込められています。誰が読んでも、「ああそうだよ、この気持ちだよ、啄木さん分かってくれるのかい。いい友達になれそうだな。」と思える歌が見つかると思います。
我を愛する歌。
(2007-11-13)
石川啄木の本
私は最近これにはまっている。
遠い存在の学童、朴訥とした優しい笑顔…
中学生の頃教科書開いた 〔ふるさとの訛り懐かし 停車場のひとごみの中へ そを聴きに行く〕
この一篇の詩に出会ったっけ (;・ω・)
以来遠い存在だと思ってたけど、大人になった頃にまた、再会。
“いつとなく我にあゆみ寄り、
手を握り、
またいつとなく去りゆく人々!”
音楽は記憶のなかで反響する。香りは感覚の中で生きていく。
いつだったか、英詩の授業の感想で… ‘詩や歌はその当時の状況や思ひ出、香りをひも解いた缶詰めみたい’と書いたが
まさに詩はその宝庫。
その先生の授業が好きで、大学卒業後、宛てに手紙をかいたなぁ……
詩が大好きです
どうしてこんなにも平成の男の心情にググッとくるものなのか
(2002-02-28)
しおしおとへこんでしまった時は「がんばれよ」と励ましてもらうよりも「おれもそうなんだよ」と共感してもらうほうがいい。啄木の歌は明治に詠まれたものだけど、どうしてこんなにも平成の男の心情にググッとくるものなのか、ああ、その小さくもリアルな哀感は時を越えてほんものだ。




