Perennial
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価格:¥ 1,397
発売日:2005-07-15
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レビュー(オーディオ・クリップ)
『Krakatoa : The Day the World Exploded: August 27, 1883』オーディオCD版を試聴する
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カスタマーレビュー ![]()
大噴火の臨場感が肌に伝わってくる
(2008-12-05)
大火山の巣窟であるインドネシア。1883年にそこで起こった大噴火に関しては、生物の再侵入についての科学調査(本書の中でも解説されている)が有名だが、本書はさらに当時の人間社会をも含めながらクラカタウ大噴火を描き出した労作である。恐るべき大噴火の臨場感が肌に直接伝わってくるようだ。
火山lの話だけでなく、歴史、博物誌だ
(2007-02-04)
この本はKrakatoa火山の爆発に関する話題を中心として、今のインドネシア諸島がスペインの配下にあった頃からはじまり、オランダのスペインからの独立に伴う支配権の委譲、VOC(東インド会社)の設立などについても述べている。(歴史書)
Krakatoaが主題なので、火山活動やプレートテクニクスなどの学術的な話も載っているが、ウェグナーの大陸移動説、ウォーレス・ライン、などこれまでにあまりなじみの無かった話に触れることが出来たのが目新しい発見だった。(博物誌)
そうは言ってもやはり一番興味を引かれたのは、Krakatoaが最初に爆発の兆候を示した1883年の5月20日(日曜日)のことや、爆発した1883年8月26日(日曜日)から27日にかけてのバタヴィアの様子である。
例えば、5月20日、日曜日の火山爆発の記述は、バタヴィアのオランダ人気象学者、Dr. J. P. van der Stock、の家庭の様子を描くことによって我々にその当時のインドネシアのオランダ人の生活様式や、植民地経営の一端を思い起こさせてくれる。また、8月26日の様子は、(火山の爆発によって地下のガスが影響を受けたため)街路灯のガス灯がまるで呼吸をしているかのように大きくなったり小さくなったりしている様をバタヴィアの人々が不気味に思ったことを紹介している。
そしてその爆発が促すようにしてオランダへの反乱が始まったという記述も、ここら辺の話は著者のセンスで挿入したのだと思うが、なかなか象徴的な話である。
クラカタウのことはあまり書いてない.
(2004-05-31)
これは,実に困った本である.クラカトア(普通はクラカタウ)の大噴火について,あまり書いてないのだ.1883年8月27日の歴史的事件は,全10章の第8章でやっと現れる.この噴火は,ミニ版核の冬を起こした事だけでも意味があるのに,気象への影響なども第8章に入れられている.では何が書いてあるのか.プレートテクトニクスが不正確に書いてある.著者は火山を知らないらしく,プレートさえ書けば火山の説明になると思い込んでいるらしい.火山の個性的振舞いは,まだ科学の手の届かない所にある.それだけに,クラカタウの噴火をとことん調べてほしかったのだが.訳者のご苦労は察するに余りある.1893年に完成したムンクの不気味な "叫び"が,オスロで見た核の冬だ,との指摘が訳者あとがきにある.




