ジェネオン エンタテインメント
グループ:DVD
ランキング:16621
価格:¥ 3,416
発売日:2006-08-25
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カスタマーレビュー ![]()
説明のいらなかったホラー
(2008-10-24)
注意:内容に触れています。 私は原作を読んでいないので、あくまで映画作品としての感想です。 まず、ありきたりな題材を雰囲気よく見せる場面の使い方は素晴らしいと思います。 ですが、作中で「出来事」についての説明が多すぎます。 しかもそれらは作中で二転三転し、疑問符がつきすぎました。 「失踪者がひとりも見つからなかった事件」と言った直後に「ひとりだけ無事だった」と言ってみたり「奴等を入れたら最後、些細なことでも暴れだす」といわれた奴等は、些細なことが起こる間もなく、いきなり「ころすぞモード」。 第一「カッコウの雛はどう育つか知ってるか?」と例えて、奴等の目的を説明するのはいいが、自分を育ててくれるはずの「親」を真っ先に襲ってどうする。 二転三転するくらいなら初めから説明なんてしないで、雰囲気だけを重視し、謎めいた情景が破綻しないようにするべきでは? 謎は謎であるほうが美しい。そんな魅せかたもあったはず。 原作はお粗末な説明ではなく、キチンとした解きが成されているのかも知れませんので、機会があれば読んでみようと思いました。
ホラーにしてホラーにあらず?
(2006-09-26)
この作品はホラーと言うより
人間の感情の本質を表現した作品だと感じます。
愛する人が目の前に現れるが本物じゃ無い。
抱き締めずにはいられないけれど抱き締めてはいけない。
そんな心の葛藤が絶妙に繰り広げられている。
和田聰宏と真木よう子の“普通の”人間的な行動と、
脇を固める成海璃子の純朴で悲し気な表情、
武重勉の寡黙ながら秘めているものの大きさ、
安田顕の冷静と恐怖の影…。
見終わった後の限り無い切なさは、
ホラーの域を超えるものがあります。
この作品は、後を引きます。
★雨に呑まれる…★
(2006-07-08)
この手の物語は今までにも幾つかありましたが、とはいえ今作はよく出来ています。原作の物語がしっかりしているのは勿論なのですが、映像の方も全体を通して感じる湿った雰囲気や、重苦しい圧迫感がいい味を出しています。
35年前に集団失踪した子供達が、当時の姿のまま現代に戻ってくる…何よりこのミステリーテーマにゾッとします。
あの子供達はいったい何だったのでしょう。そしてあのどこか物悲しく、暗雲が心を支配するようなラストシーン…こういう後味、結構好みなんですよね。
若干13歳(撮影時)の成海璃子さんの存在感と、その美しさに驚きました…映画、ドラマ、CMに大活躍なのも頷ける演技力に末恐ろしささえ感じます(笑)。
それから安田顕さんの狂気をはらんだ怯えた演技も印象的でした。
公開時さほど脚光を浴びず、一見地味な作品に思われがちなのですが、通好みな隠れた名作です。




